- 倒錯の帰結 (講談社文庫)/折原 一
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『首吊り島』 『監禁者』、
どちらが始まりで、どちらが終わりか。
日本海の孤島で起こる連続密室殺人事件と、
東京のアパートの一室での不可解な監禁事件。
二つの物語を結ぶのは、封印された『倒錯の帰結』。
『監禁者』 『首吊り島』、
どちらが始まりで、どちらが終わりか。
日本海の孤島で起こる連続密室殺人事件と、
東京のアパートの一室での不可解な監禁事件。
二つの物語を結ぶのは、封印された『倒錯の帰結』。
――――― 2000年版 帯より
個人的評価 : ★★★★☆
前から読むと『首吊り島』。
上下をひっくり返して後から読むと『監禁者』。
その間に袋とじになった『倒錯の帰結』があるという形。
私が読んだのは文庫じゃないんだけど、
アフィリエイトの表紙画像を見た感じだと文庫版も同じ形なのかな。
連続密室殺人事件は面白かった。
けど全体的な印象としては『面白い』よりも
『ややこしい』とか『メンドクサイ』の方が勝っちゃったかも。
3部に分かれてる中で特に『監禁者』が一番苦手。
苦手というか一番魅力を感じられなかった。