とびきりの謎、推理の極み
超豪華なラインナップで贈る戦慄のミステリー・アンソロジー!!
すべて単行本初収録
――――― 帯より
水晶の夜、翡翠の朝 恩田陸
みたびのサマータイム 若竹七海
水仙の季節 近藤史恵
攫われて 小林泰三
階段 乙一
ふたり遊び 篠田真由美
還って来た少女 新津きよみ
闇の羽音 岡本賢一
ラベンダー・サマー 瀬川ことび
天狗と宿題、幼なじみ はやみねかおる
――――― 目次より
個人的評価 : ★★★★☆
ぼんやりした印象では「好き」なんだけど
満点出すには何か惜しい感じがするので星4つ。
ミステリー・アンソロジーとあるものの
ホラーの雰囲気のあるものも。
上にも書いたけど、好きな感じの作品が多かった。
普段からよく読んでるのは若竹さんだけだけど、
むしろ若竹さんよりも普段読まない作家さんの作品の方が良かったかも。
もちろん「イマイチかな」っていうのもあったけど。
『階段』はなかなか好き。
乙一さんって人気作家さんらしく、あちこちで名前を見かけるけど
私は初めて読んだ。
内容はヘヴィーで救いもないけど、なんか好き。
『水晶の夜、翡翠の朝』は気分が乗るまで若干かかったけど
後半以降ぐっと面白かった。
『攫われて』もイヤな気分になったりもするけど結構好き。
『赤に捧げる殺意』は検索して出てきたのに
『青に捧げる悪夢』は引っかかってこない…。