『アサシン』 新堂冬樹 | 鈴と空のブログ

鈴と空のブログ

読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

アサシン  an Assassin/新堂 冬樹
¥1,470
Amazon.co.jp

暗殺者は花城涼。
育ての親に、暗殺者として育てられる。
女子高生はリオ。
父の愛情につつまれ、なに不自由なく育つが、
父は嵌められ、死に追いやられてしまう。
リオが、ついに男を追い詰め、ナイフを突き刺したとき、
暗殺者は女子高生を現場から連れ去った。
組織は、ふたりを追い詰めた。
心を開かない暗殺者と無邪気な優しさをもつ女子高生。
緊迫した逃避行がふたりを次第に近づける……
そして……。
新堂冬樹のトゥルー・ロマンス。


「レオン」より甘く、「ボニー&クライド」より切なく……
新堂冬樹のトゥルー・ロマンス


右手には拳銃を、左手には愛の花束を……
冷たい心を持った暗殺者が守り抜くのは、“永遠の愛”


ドキドキしながら読みました。
とても切なかったけれど、そこにはピュアーな恋がありました。
平山あや (女優)
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★☆☆


設定自体に目新しさはないし、
涼の実の両親を殺した人間の正体はベタだし
(新堂さんの作品で同じようなのを読んだ気がする)
謎の暗殺者(ドルフ)の正体にもそんなに驚きもないし、
“永遠の愛”っていうのもイマイチグッと来ない…。


新堂さんの“純愛もの”はベタだけど
それでもやっぱりつい涙、って印象で嫌いじゃないんだけど
“純愛もの”と“ヴァイオレンスもの”を合わせちゃうと
どうも残念になっちゃう気がする。


ただ、最後は美しい。