金を発明したときから、人間のさまざまな不幸せは始まった―――
ひとの儲けを皮算用する「他人の懐」や
相続をめぐるドタバタの「被相続人」ほか
恋愛、結婚、形見分けとお金が生み出すペーソスを
明るく笑いのめす十二編。
読み出した途端お金の摩訶不思議な力に
搦めとられていた自分を発見。
笑うしかない。
――――― 裏表紙より
個人的評価 : ★★★☆☆
嫌いってわけじゃないけど。
イマイチとしての盛り上がりを感じられなくて。
そういうタイプの作品なんだろうとも思うんだけど。
「愛と希望」はノホホンと暮らしてる身にはなかなか痛い。
けどこの話に「愛と希望」ってタイトルをつけるあたりが好き。
こういう番組、実際によくテレビで見るし、
見れば驚いたり、嘆いたり、考えたり。
それを撮ってる人間と撮られてる人間がお互い何を思ってるのか。