『酸素は鏡に映らない』 上遠野浩平 | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

酸素は鏡に映らない (MYSTERY LAND)/上遠野 浩平
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「それはどこにでもある、ありふれた酸素のようなものだ。
 もしも、それを踏みにじることを恐れなければ、
 君もまた世界の支配者になれる―――」
ひとけのない公園で、奇妙な男オキシジェンが少年に語るとき、
その裏に隠されているのはなんでしょうか?
宝物の金貨のありか?未来への鍵?
それともなにもかもを台無しにしてしまう禁断の、
邪悪な扉でしょうか?
ちょっと寂しい姉弟と、ヒーローくずれの男が巡り会い
“ゴーシュ”の秘宝を探し求めて不思議な冒険をする。
これは鏡に映った姿のように、
あるけれどもなくて、ないけれどもある、
どうでもいいけど大切ななにかについての物語です―――
あなたは、鏡をどういう風に見ていますか?
――――― 外ケース裏より


個人的評価 : ★★★☆☆

難しい。

事件やらの真相あてが難しいんじゃなく。
難解な言葉や表現が多いって訳でもなく。
つかみ所がないというか。


謎のまま、気になるままで終わることが多い。
「オキシジェンとは?」とか「先輩とは?」とか。


中で起きる事件は前にドラマでも見たことある手だし
金貨の隠し場所についてもそんなに意外でもない。
だからわりと読みやすいはずなんだけど。


オキシジェンの言うこともわからなくもないけど
イマイチグッと来ない。

最後まで読んで全体の印象としては

「何かピンと来ない」って感じ。