『吐きたいほど愛してる。』 新堂冬樹 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

吐きたいほど愛してる。/新堂 冬樹
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勝手気ままに狼藉の限りを尽くす面々をあなたは愛せるか!
エンターテインメントの旗手・新堂冬樹が
「ここまで書くか!」とばかりに練り上げた、
強烈過ぎるキャラクターと刺激的なストーリー。

いまだかつて、ここまで「過激な愛」を
描いた小説は存在しない!


迷惑な妄想逆ギレ男
夫の帰りを正座して待つ壊れた妻
生き地獄を味わう可憐な美少女
虐待される寝たきり老人
自己の中心で愛を叫ぶ!


隠された狂気を炙り出し、想像力の限界に挑む、
著者最傑作
――――― 帯より

個人的評価 : ★★★☆☆

気持ち悪い。しんどい。

ほんとに「ここまで書くか!」って感じ。


「あなたは愛せるか」って言われても。


物語の中には面白いと思える狂気もあるんだけど

これはどちらかというと苦手な感じ。


4話収録で4話全部が気持ち悪い。

特に「逆ギレ男」の話と「寝たきり老人」の話はヤダ。


“気持ち悪い”って言うのは「狂気が…」ってことだけじゃなくて

もっと単純にグロテスクな表現とかゲテモノ食いの描写とか。

苦手な人は4話全部・1冊丸ごと読まないほうがいいんじゃなかろうか。