『茶色い部屋の謎』 清水義範 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

しがない物書き・神童天才が招かれたパーティで、殺人が!
パーティ主催者の成り金・八田虎造が殴殺されたのだ。
凶器は大学ノート!?
そして鳩の死骸と枕を並べていた。
招待客の探偵―――金野大地(金田一?)や
麻古みす(ミス・マーブル?)たちは、
ああだ、こうだと推理をするが…
迷探偵が多すぎる!!(表題作)
奇才の自撰作12編を収録したミステリー&ホラー傑作集!
――――― 裏表紙より


個人的評価 : ★★★★☆

読みやすいし、なかなか好き。


ミステリー10編・ホラー1編・SF1編。
ミステリーのうちの1つは「やっとかめ探偵団」。


ホラーのは結末(オチ)はわりとありがちで驚きはなかったけど
設定が面白かったのでまあよし、かなと。


SFのもなかなか面白かった。
そういうオチに持ってくのね、って感じで。


表題作も特別好き!ってことはないけど
冒頭にいきなり“読者への挑戦”とそのお詫びが載ってる、
という完全に予想外の事態にはビックリした。