使えるコーチ、使えないコーチ | 順大陸上部混成ブロックコーチ林田章紀のブログ
順天堂大学陸上部コーチの林田あきのりです。


コーチという仕事を始めて今年が4年目になります。


まだまだ指導者として経験も浅いので、
大先輩方にいろんな話を聞いたり
本を読んだりと勉強をさせてもらっていますが


僕がコーチングをする上で
最近感じていることがあります。


それは

使えるコーチと使えないコーチの差は何かというものです。

言い方が悪いですが、
言い換えると優秀なコーチとそうでないコーチの差のことです。


あくまでも、僕の考えですが・・・


使えるコーチ=選手に使われるコーチ
使えないコーチ=選手に使われないコーチ



コーチというのは選手がいて成り立つもの
選手がいなければ、何の役にも立ちません。


選手がコーチを使うことで
始めてコーチという仕事の価値が生まれます。


その選手がコーチを使わなければ
コーチとしての存在意義はあまりないと思っています。


選手はコーチは使って学んだり、
客観的な視点(自分では見ることができない外からの自分)を得ることで
パフォーマンスを上げることが必要だと思います。



逆に言えば

伸びない選手=コーチに頼る(依存する)選手
伸びる選手=コーチを使う選手

だと僕は思っています。


コーチは世話(管理)してくれるものでなくて
サポートをする存在です。


黙ってコーチが何かをしてくれるのを待っているのは、世話を求める小さな子どもと同じです。

伸びる選手は自分が強くなるために、いろんなものを使うことができる選手です。




結果が出るチーム
選手とコーチの雰囲気が良いと言われますが、

それはコーチが選手に使われる関係を
築いているからだと思っています。



僕はコーチングの最大目標は

「選手がコーチを必要としなくなるコーチング」



僕自身、選手に主体的かつ積極的に使われるコーチになれるように取り組んでいきたいと思います!!