箱根駅伝、結果が勝負 | 順大陸上部混成ブロックコーチ林田章紀のブログ
順天堂大学陸上部
混成ブロックコーチ林田あきのりです。


第90回の箱根駅伝が終わりました。

往路19位
復路9位
総合16位


と厳しい戦いに終わった母校の順大


駅伝終了後の納会に参加してきました。


選手たちは厳しい結果を
受け止めている様子でした。


来年への決意の思いを語りました。


僕は大学の一指導者として
思うところがあるのですが


僕が見る限り
選手たちは一所懸命に
箱根へ向かって
取り組んだと思います。

試合でも最善を尽くしたと思います。


しかしながら、
一所懸命に取り組んで
結果が出なければ

その努力というのは
方向性が間違っているのかもしれません。


どの大学も箱根駅伝という大きなものへの
努力は惜しみないものだと思います。


しかし結果は
勝者がいて
敗者がいる
力を出せる人もいれば
力を出せない人もいる


この違いがどこからきているかを
正しく見極める目が
必要だと思います。


順大のOB会長である
小出義雄さんも言っていました。


「陸上も、会社も、人生も、結果が勝負」


結果を出さないと
我々は評価されません。

特に、箱根駅伝というイベントは
ただの競技会にとどまるものでは
ありません。

沢山のものが渦巻いているものなんです。


結果が出ない努力というのは・・
自己満足に過ぎないかもしません。



そういうメッセージが
込められていると思いました。


しかしながら、
僕もそういう気持ちを持ちながらも
結果を目指す過程の中で
「身に付けた能力」
僕はひとつの結果だと思います。


4年生は4年間で身に付けたこと
財産を大事にして
これから社会人としても
活躍してほしいと思います。


また、3年生以下は与えれた時間の中で
来年のリベンジへ向かって

「努力の種類」
「努力の方向」
「努力する時間」


をチームで一丸となって考えて
邁進していってほしいと思います。



僕も一OBとして
ただ、批判するのではなく
できることを考えて
しっかりと行動していきたいと思います。


選手・スタッフの皆さん本当にお疲れさまでした。


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