Memories of Overdevelpment | MARYSOL のキューバ映画修行

MARYSOL のキューバ映画修行

【キューバ映画】というジグソーパズルを完成させるための1ピースになれれば…そんな思いで綴ります。
★「アキラの恋人」上映希望の方、メッセージください。

MARYSOL のキューバ映画修行-Memorias del desarrollo Memories of Overdevelopment

(英語タイトル)

Memorias del desarrollo

(スペイン語タイトル)

邦題(仮):続・低開発の記憶/

先進性の手記(メモリアスⅡ)


2010年/米国・キューバ/120分
監督、脚本、撮影、編集:ミゲル・コユーラ


内容:
主人公は、革命政府の下で成長するが、社会主義の理想に裏切られ、米国に亡命。しかし、高度に発達した資本主義社会とも折り合えず、疎外感を噛みしめる。孤独な魂は、複数の女性と関係する一方で、コンピューターやエグザクト・ナイフを駆使して言葉やイメージや音を操り、リアリティの構築と破壊をくり返す。
集団と個人のつかの間の交歓は、実存的真実に取って代わる。


動的で、魅惑的で、サブリミナルなコラージュを織り込んだ画面構成は、大胆かつ複雑にして、映画話法に新しい次元を開拓した。


★ 2010年サンダンス国際映画祭<ニューフロンティア>部門正式招待作品
ニュー・フロンティア部門が対象とするのは、従来の映画話法や美意識の枠を超える進歩的な作品。


Marysolより一言

サンダンス映画祭HP に書き込まれたレビューでは、8人中5人が5点満点中

5点、2人が4点、1人が1点と評価。大胆な映画話法が「クール」と好評です。


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ミゲル・コユーラ監督の意図:
http://ameblo.jp/rincon-del-cine-cubano/entry-10455860171.html