『チェ』入場できず! | MARYSOL のキューバ映画修行

MARYSOL のキューバ映画修行

【キューバ映画】というジグソーパズルを完成させるための1ピースになれれば…そんな思いで綴ります。
★「アキラの恋人」上映希望の方、メッセージください。

ただいま。

16日にハバナを出て、いつものようにトロントで一泊した後、バンクーバーを経由して、昨晩帰国しました。

バンクーバーでは雪の為に、飛行機が3時間遅れて出発。

成田でも、荷物がなかなか出てこなくて、帰宅したのは夜の10時過ぎでした。


かと言って、全く疲れはないのですが、しばらくぶりのブログ書きはなかなかエンジンがかからず…

「何から書こうかなぁ」と迷っていたら、さっきタイミングよくテレビ(NHK・BS1)で、『チェ』の映画の紹介とソダバーグ監督及びベニチオ・デル・トロのインタビューが放映されたので、その話題から始めることにします。

MARYSOL のキューバ映画修行-diario
いろいろ噂はありましたが、ハバナ映画祭でも『チェ』のパート1とパート2が合わせて上映されました。

上映日は、12月6日の土曜と翌日7日の日曜の2回のみ。

MARYSOL のキューバ映画修行-YARAシアター
6日の上映は、私の宿泊先からすぐ近くのYARAシアターだった(NHKが取材に来てたとは!)ので、チャンスとばかり予定(PM6:00)の30分前に列に付いたのですが、すぐ目の前で入場締め切り!

今までクレデンシアルという証明カードがあれば、どんな上映でも優先的に入場できていたので、まさかこんな事態に遭遇するとは思ってもみず、ショック!

ウラジミール・クルスが見られたのが不幸中の幸いか?      
(写真は締め出された私たち…)


翌日の上映は、ちょっと交通の不便なカール・マルクス劇場で夕方4時から。
MARYSOL のキューバ映画修行-Maria Rosa Almendros

でも私は当日3時にマリア・ロサさん(写真右・故ネストール・アルメンドロスの姉で、エドムンド・デスノエスの元妻)の家を訪ねる約束をしていたので、そちらを優先。

映画は日本で見られるけど、マリア・ロサさんには今しか会えないからネ。

彼女とのことはそのうち改めて報告します。

参考記事(一部誤記や加筆の必要あり)

http://ameblo.jp/rincon-del-cine-cubano/entry-10053676379.html


というわけで、今でもチェの亡霊がさ迷っているとも言われるハバナで、『チェ』を観て、キューバ人の反応を肌で感じたいという願いは叶いませんでした。

でも、すでに皆さまご存知のようにキューバでの反応は良かったみたい。

個人的なキューバ人の知り合いのなかには「チェは神話化されすぎている」「彼はファナティックだった」という人もいましたが。


ところで私の宿泊先の美人の娘さん(30代)は、ベダードのとある邸宅で行われた「デル・トロ&ロドリーゴ・サントロ歓迎パーティー」のホステス役を務めた関係で、そのときの写真を見せてくれました(後日送られたら掲載予定)。MARYSOL のキューバ映画修行-Rodrigo Santoro
彼女いわく「ロドリーゴ・サントロ(ブラジル出身)はすごくスペイン語が上手で、全くなまりがない」そうです。

パーティーではもっぱらロドリーゴと喋っていたとか。

羨ましい!