【マイホーム メンテナンス入門】 | 東大阪市不動産会社リナホーム 代表なおきのブログ

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お客様にありがとうと言って頂けるよう親切正直にお手伝いします

知っている人は ご存知でしょうが



わたしは 工務店も 経営しています。










不動産営業を しながら



片手間に リフォームなんかして



安心して 任せられるの? 



なんて 思われるでしょうが



もし リフォームの 



打ち合わせで お会いすれば 



そこには 工務店の 代表者の



姿が ちゃんと あります。



まぁ かれこれ 20年近く



建築にも 携わっているので



当然といえば 当然です。







なので わたしが 住宅購入を 



お手伝いさせて 頂いた方の 大半は



その後の メンテナンスも



わたしが 引き受けています。



住宅購入の お手伝いさせて



頂いた方の リフォーム工事は



基本 利益を 頂かないので



会員さんは メリットが あります。








そして 今日は 



住宅の メンテナンスについて



ちょっと アドバイスします。



ちなみに 新築住宅の場合に



まず 最初に 



メンテナンスが 必要になるのは



内装クロスの コークボンド切れです。







クロスは 90cm幅の 材料を



貼り合わせて 施行しているのですが



クロスの 接着剤が 



乾燥すると 同時に



クロスも やや 縮みます。



そうすれば 髪の毛 数本分くらいの



隙間が ところどころ 現れます。



これ 施工が 上手 下手ではなく



必ず どこかに 現れます。









でも コークボンドという 補修材で



簡単に 隙間が 見えなくなるよう



補修できるので ご安心ください。









ちなみに 新築後



初めての 夏を 超えれば



その後 それ以上 クロスが 縮んで



隙間が 出来る わけじゃないので



ひと夏 越して 



気になる 箇所があれば 



補修すれば 良いと 思います。








あと 内装ドア等も



数年 経過すれば 



隙間が できたりしますが



それは 建物が 傾いたわけでなく



建具の枠を 取り付けている



柱が 多少 反ることで



枠材が 引っ張られて 起こるものです。



ほとんどの メーカー品の 場合 



それに 対処できるように



ドアの 背中に 調整ネジが ついてます。









まぁ 最近は 内装ドアを 取り付ける



両サイドの 柱 そのものが



反ったりしない 乾燥材や



集成材に なっているので



昔みたいに 滅多に



不具合が でなく なりました。








あと 設備関係で 



最も 早く 故障するであろうと 



言えるのは 給湯器です。










大体 10年前後が 目安。



早ければ 7年ぐらいで 故障し



15年経過しても 故障しない



場合も ありますが。



もし 故障したときは



経過年数と 症状にも よりますが



部品交換の 修理より



新品に 交換するほうが 無難です。



部品を 交換して 修理すれば



いちじ的には 治りますが



また 他の部品が その後



故障する場合が 大半です。







あと 食器洗い乾燥機なんかも



概ね 10年前後が 寿命です。









その場合 食器洗い乾燥機だけを 



入れ替え 交換すると



かなり 割高なので



しばらく 我慢して いつか



キッチン全てを 新品に 



換える方が 無難です。







あと キッチンの シンクにある 



シングルレバー シャワー水栓なんかも



おおよそ 10年くらいで 



駄目に なることが 多いです。










そして 床暖房が 故障すれば



それこそ 大変です。



フローリングを 全部 めくらないと



修理すら 出来ないので



相当 費用が かさみます。



なので もし 床暖房が 故障すれば



その後は 床暖房なしの 生活で



辛抱するのが 無難です。










あと 外部に 関しては



駐車場の 土間とかの 



コンクリートは 施工してから



乾燥する際に 収縮して



亀裂が 発生しますが



これは 表面的なもので



心配しなくて 大丈夫です。









特に 夏場に 工事すると



収縮が 激しいので 



いくつも 亀裂が 発生します。



ちなみに これらの 亀裂を 補修すると



ミミズ腫れ みたいになり



余計 目立つので



放ったらかしの方が マシです。










あと 外壁の メンテナンスは



普通する 必要は ありません。



通常 サイディング仕上げや



パワーボード仕上げが 主流ですが



目地と 目地の ジョイントには



コーキングという シリコン系の



防水処理剤が 充填されており



それらは 年数経過に ともなって



硬化したり 亀裂が 入りますが



それらの 奥には ジョイナーという 



鋼板ジョイント材が あり



また その下には 防水シートがあり



2重 3重と 防水下地が あります。



なので 少々 コーキングが 取れようが



家の中に 雨が 侵入してくることは



滅多に ありません。









なので 外壁メンテナンスは



雨漏りとか 生活するのに 困った 



症状が 発生しない限り 



放ったらかしで 大丈夫です。



まぁ 雨だれとかで 汚くなったので



キレイに 塗装するとかは



お金さえ あれば ありです。









同じく 屋根にしても



通常 メンテナンスは 不要です。



表面に ポリマー加工するとか



そりゃ するに こしたことは 有りませんが



雨漏りが 発生しなければ



通常 しなくて 大丈夫です。







よく リフォーム業者の 飛び込み営業が



「お宅の 外壁や 屋根を 

 そろそろ メンテナンスしないと

 えらい事に なりますよ」



なんて 脅すように 営業してきますが



あんなの 嘘っぱちです。



下から ちらっと 目視したくらいでは



そんな事 分かりませんので。









あと 白アリ 駆除にしても そう。



今の 住宅は もともと 



白アリが 発生しないように



土台の 材料とかも 乾燥材であったり



さらに 防蟻処理されており



基礎と 土台には 



基礎パッキンという 樹脂製の 



パッキンを サンドイッチして



床下に 湿気が 



発生しないように 施工されています。










昔 よく見た 四角形の 換気口が



今の 住宅の 基礎には 付いてないでしょ?




もともと 昔に 



取り付けていた 換気口なんて 



気休めほどの 効果しか ありません。



仮に 基礎の 4隅に 



換気口を 付けても



中央部分にも 基礎が 



立ち上がっているので



風が 抜けることは ありません。








でも 今は 基礎部分に



無数に 穴のあいた



基礎パッキンを 敷くことにより



どこからでも 湿気が 



抜ける事に なります。



なので 滅多に 白アリも 発生しません。










そんでもって



白アリ駆除の 飛び込み営業の中に



悪質な 手法を使う 



業者が 存在するので 要注意です。



「このエリアを 無料で 

 白アリ点検に 回ってます。」



なんて ドアホンを 鳴らし



無料だからと 半ば 強引に



床下に 潜り込み



しばらく 時間が 経過したのち



床下から 出てきて



「白アリが 大量に 見つかりました」



と 手のひらの 白アリを 見せる。










これ 実は もともと



準備して 持っていた 白アリなんです。



さすがに 気持ち悪い 白アリを



見せられれば 一気に 凹み



白アリ駆除を 発注してしまうという



事態に なりがちなので



くれぐれも ご注意ください。



あくまで 全ての 



白アリ駆除の 業者が



同じような 手法で 騙している



わけでは ありませんが。









このように 今の 新築は



設備や 内装建材については



故障や 不具合が 生じるものの



その他の 外壁や 屋根や



基礎や 土台など 主要な部分に 



不具合は 生じにくく なってます。



なので 生活するのに



何か 困った症状が でない限り



メンテナンスに お金を使う



必要は ありません。









まぁ わたしが 住宅購入の 



お手伝いをさせて 頂いた 方は



何か 困ったことや



不安なことが あれば



いつでも お呼び ください。



ほとんどの事は わたしで



対処できると 思います。