結婚した夫には4人の子供がいます。


みんな、それぞれ、素敵な個性の持ち主で


私の人生はバラエティに富んだものになっているのですが


末っ子は高校3年生。


高校野球甲子園予選の真っ最中です。


で、勝ち進んでいるのですが


昨日の試合は、もう逆転につぐ逆転で


ドラマ作家の私も顔負けのドラマチックな展開でした。


ハラハラドキドキする方が感動も大きい、それを実感しました。


勝利したときは選手も、応援席も号泣。


もう負けるかという9回の表に、勝ち越しのヒットを打った二人が


つい先日までレギュラーに入れなかったり


ずっと二軍で頑張っていたりした子供たちだったので


それを知ってる私は、感動で涙が止まりませんでした。


野球少年のほとんどは、小学校から野球をやっているので


ほぼ12年。


その人生の大半を野球で過ごしてきたので、


この夏の最後が、今までの人生の集大成なのです。


で、ピンチにわが息子ちゃんもバッターボックスに立ち


2点をたたき出すツーベースヒットを打ったのですが


その時の心境を聞きました。


「何も考えてなかった」


どんなに点をとられても「負ける」とは一度も思わなかったと。


そして「負けるって思ったら終わりじゃん」


もう涙涙の試合は私に


「あきらめないこと」と、


同時に


「何も考えない」


無欲で 「空」であることの大切さを教えてくれました。


「あきらめない心」と 「無欲」は、相反することのように思いますが


そうじゃないのです。


「あきらめていない」から「空」になれる、とでもいえばいいのかなぁ。


このあたりのことを説明するのが難しいのですが


でも、こんな場面で「無欲」になる


「空」でいられる、のは大したもんだなぁと思います。


明日は、5回戦。


どんな試合運びになるのでしょう。


突然人生にあらわれた子供たちは、私の人生に彩りを運んでくれています。


結婚相談所で「4人も子が供がいる人はいやです」と倦厭された夫ですが、


私、おすすめします。


子連れ結婚。


子供うまなくても、子供できるって、ラッキーじゃないですか!