“独りだと思った時も、あなたは決して独りで生きていない。
      勇気を出して、助けを求めれば、
           誰かが必ず助けてくれる。

  あなたは決して独りではない。
       そのことに気付けば、人生が変わるよ。”

                     by 長谷川泰三




戦友、長谷川泰三さんが亡くなったと知らせを聞いた。


絶句。


言葉が出ない。


泰三さんは、「命のカウンセリング」の著者で


車椅子のカウンセラーとして有名だ。


その本は24時間テレビでドラマ化


「車椅子で僕は空を飛ぶ」で


嵐の二宮和也さんが、泰三さんを演じた。


数年前、彼の人生は絶対本に書くべきと、


取材を始めたが、ちょうど連続ドラマが入り頓挫。


彼自身が書いたことで、ドラマになった。


もう20年のつきあいになる。


チャック・スペザーノのセミナー合宿で出会い、


まるで、魂の分身のように


リンクした人生をいきてきた。


私が恋に破れて電話すると、泰三さんも恋が破れていたり


私が結婚すると、彼も結婚が決まっていた。


「しずかちゃんとは人生の節目節目で会うね」


そういってた。


ぜんぜん会わないけど、つながってる数少ない友人のひとり。


訃報を聞いたとき、本当にショックだったけど


あまりに若いので


時間がたって


彼のスピリットは永遠だ、と強く感じるようになった。


多くの人を助けたいと祈るように思っていた彼は


きっと、不自由な肉体を脱いで


スピリットで働くことを選択した気がする。


ねぇ、もう、本当に、空を飛んだ気分はどう?


私、生きるよ。


私の一部が死んだようにも感じるほど


強いつながりを感じてた。


本当は、肉体でもう会えないのが、とてもとても悲しい。


だけど、不思議ね


そっちの感情にフォーカスすると、あなたのスピリットを感じられなくなるの


軽く、朗らかにいると、ふっと、あなたを感じる。


それは、ふとした瞬間に。


だけど、やっぱり、悲しいよ。


あなたがいないことは、本当に本当に悲しい。


合掌。


愛していたよ。


ううん、今もあいしてる。