日本棋院に行くにはJR総武線市ヶ谷駅、
または東京メトロ市ヶ谷駅 ( 都営新宿線と有楽町線 ) が便利です。
りくのらはJRで通勤 ( 週に2回だけだけど ) しておりまして、
総武線のホームからは外堀が見下ろせるのですが、
夏の暑さのせいかここのところ外堀の水が大変なことになっています。
真緑。
この緑色っぷりは、天然自然の色には見えません。
ちょっと待って、なんだっけ、この色とおんなじ色をどこかで見た覚えがあるよ…
あれだ
JR東日本のロゴマークの色。
これとおんなじ色です
絶対にやばいと思います。
にほひもなかなかのものです。
大丈夫なのかなあ。
酸素不足で魚や水中生物が生きられないんじゃないでしょうか。
写真左側に写っている釣り堀 ( 市ヶ谷フィッシングセンター ) の水は
ポンプで循環させているようですので、色がくっきりとちがいます。
ここのところ東京地方にはかなりの量の雨が降っていて、
降雨で少しは水がきれいになっているかな~と思って来てみたらこれですよ。
先週までは水の上をツバメがたくさん飛び回っていましたが、
今週は1羽も見えません。
南の国へ帰ったんでしょうか。
鵜は相変わらず、釣り堀の魚を頂戴しているようです。
フェンスに2羽とまっています。
もっといるかもしれない。
というのは、水に潜っていると見えないから。
いったん潜水すると、びっくりするほど長い間潜っています。
潜った地点からかなり離れた場所からポカリと浮いてきます。
などと、外堀観察に夢中になってると遅刻する
会社員の皆さんはお盆休みを取っているんでしょうか。
市ヶ谷駅は空いています。
コンコースの長生の敷石を、改札口方向から撮影してみました。
誰一人歩いていませんね…
この長生の詰碁、黒先で打って、黒白双方が最善を尽くして取られないようにすると、
3手目毎にこの図と同じ形に戻ってくる、同形を反復する形になります。
黒石に囲まれて取られそうに見える4つの白石が、
〇〇〇
〇〇
みたいな形の5つの固まりになると、
これが 五目中手 という特別な形で、例え取っても黒は最終的に生きられない。
そうなるのを避けるために、わざわざ取られるところにほうり込んだり、
それを取ったり、取り返したり、と繰り返すわけです。
どちらも死なない、永遠に長生き、ということで、
おめでたい形とされているそうです。
日本棋院の封筒やレターヘッドのマークにも使われています。
黒、白、双方がこの形を目指して打たないとこういう風に出来上がらないので、
実戦で現れることはほぼないそうです。
( 絶対にないとは言い切れないけど )
もしも実戦で現れて、そして双方が譲り合わなかったら
無勝負
という判定になる、と日本棋院囲碁規約に定められています。
囲碁を習い始めた当初、強い人にこの長生のことを教わったけど、
何が何やらさっぱりわからなかったことを懐かしく思い出すことよ…
今、 「 何が何やら…? 」 とお思いの方も、
きっと 「 あ、そういうことか。 」 と分かるようになると思います
ああ、駅の敷石観察に気を取られていると遅刻する…
棋院にたどり着いて、タイムカードも押したのでひと安心。
時計の針がまだ8時になっていませんね。
遅刻しませんでした
8月の末から始まる第42期名人戦のポスターが館内に掲示されています。
井山裕太さんが左側 ( 下手方向 ) なのが新鮮な気がする。
高尾紳路名人が勝てば二連覇、井山裕太挑戦者が勝てば七冠に返り咲きです。
第一局2日目の8月30日 ( 木 ) には、
日本棋院で大盤解説会が催されるそうです。
額にかかる前髪とキリっと削げた頬が勝負師の雰囲気の岡田伸一郎八段が解説する、
第二局は椿山荘で行われます。
現地大盤解説会も催されます。
椿山荘はカフェも素敵だし、
アフタヌーンティーを頼むと、あのお皿が三段になってるあれと、
ポットでいくらでもお代わりが頼めるセットが出てくるし、
庭も東京の真ん中とは思えないほどの緑の濃さだし、
行ってみようかな
( 食べきれない、飲みきれないんだけど… )
金曜日には、対局が済んで後片付けした後の碁盤がない和室対局室で、
日本全国に発送する名人戦ポスターの封筒詰めの仕事を致しました。
ポスターが大きいから、畳の上じゃないときれいに封筒に詰められないために
■□■□■□■荒川区囲碁同好会 今週の対局場□■□■□■□
午後1時~5時 見学随時 直接会場へおいでください。各会場へのアクセスはホームページ参照。
■ 8月17日(木)。峡田ふれあい館
■ 8月18日(金)。尾久れあい館
■ 8月19日(土)。生涯学習センター
■ 8月20(日)。。峡田ふれあい館
■ 8月21日(月)。東日暮里ふれあい館
■ 8月22日(火)。生涯学習センター
■ 8月23日(水)。峡田ふれあい館 午前 楽しく5級を目指す囲碁教室 午後 トーナメント戦