抜歯その後とインフルエンザ | アブエリータの備忘録

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Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

親不知の抜歯で退院後、1週ごとにすでに2回の検診を受けた。

 

 

1回目の検診で、縫った部分の糸を抜いてもらい、まだ出血もしているので、5日分の抗生物質が処方された。そして、抜歯後の穴のケアについて指導してもらった。

 

 

このシリンジに水を入れて、歯を抜いた後にゴロンと開いている穴に向けてシュッシュと噴射して、その中に溜まった食べかすを取り除くのだ。

 

 

 

最初は位置が上手くつかめず、口の内側からしたものか、頬っぺた側からしたものか…、2、3日は試行錯誤をした。ようやくコツがつかめて、一番奥の歯に沿って頬側からシリンジをあてると「こんなにも!」と驚くほどの細かい食べかすが出た。

 

抜いた親不知はこの大きさ下差しなので、これがスッポリ抜けた穴は結構な空間のはずだ。

 

 

 

毎食後にこのシリンジを使っての歯磨きはかなり面倒。だから3食以外の間食は一切しなくなった。

 

 

抜歯前の親不知はほとんど頭が出ていなかった状態だったそうだが、すでに虫歯になっている部分もあって、医師は「抜歯するのが正解だった」と言っていた。

 

 

2回目の検診では、このシリンジでのクリーニングが出来ているかどうかもチェックしてもらった。予後はまあまあ良いとのこと。「普通の物を普通に食べていいが、3食後は必ずシリンジでクリーニングを欠かさないように」と念を押された。

 

 

肉が盛ってくるまでに1ヶ月以上かかるらしいが、骨が戻るにはもっと時間がかかるとのこと。今のところ順調ではあるが、私のように生物製剤の点滴を受けていると回復に時間がかかるらしい。

 

 

次回の検診は1ヶ月後になった。〈そんなに間を空けていいの?〉と思ったが、「それまでに痛みが出たらすぐに連絡して下さい」って!〈じゃ半月後くらいに診てくれても?〉と心の中で叫んでいた。

 

 

今では抜歯後の穴のケアについてはすっかり慣れて、特に痛みも無いので、もう大丈夫かと思っている。

 

 

ところが、24日ころから咳が出始めた。夜中にもエアコンを点けていたことがあったので、空気が乾燥しているためかと、部屋に濡れタオルをかけるようにした。

 

 

乾燥によるものとは思えない咳が出て、喉が痛いわけでもなく、喉の辺りが熱い感じがする。熱は無く、何回測っても平熱だった。珍しく風邪をひいたのかと思っていた。

 

 

年末年始は医療機関が休業になるので、今のうちに診察を受けておこうと、近くのクリニックへウェブ問診票を提出した。

 

 

クリニックでは普通の受付か、発熱外来かを迷ったので、車の中から連絡して、とりあえず発熱外来の近くで車の中で待つよう指示された。

 

 

発熱外来に来た先生が「検査しますか?」 私「その方がいいですよね」 先生「そやな、検査しとこうか」となり、鼻に綿棒を突っ込まれた。今月に入って2回目だ。

 

 

結果は、先生も私もびっくり、インフルエンザA 陽性!

 

 

11月末にインフルエンザのワクチンを接種したばかり。先生は「ワクチンは重症化を防ぐためのもん。だから熱が出んかったんやなぁ」と。

 

 

症状が出た翌日から数えて5日間は自宅待機で解除日が30日となった左下矢印熱が出たわけでもなく、喉がいがらっぽいだけだったので発症日がちょっと不確かだったが…。

 

 

 

25日には口腔外科の検診に行ったし!午後からは体操教室にも参加した!咳が出るのでマスクはしていたが、お姉さま方は部屋の加湿についていろいろアドバイスをくれていた。

 

 

23日には孫たちにクリスマスプレゼントを取りに来てもらって玄関で渡した。三々五々来てくれた孫たちは誰もマスクをしていなかったが、私は今でも孫たちと接するときはマスクをしている。

 

 

陽性判明後、お姉さま方とポンタ家のグループラインで、インフルエンザ陽性を報告して、お詫びと警告を伝えた。

 

 

今は咳が少し残っているだけでずいぶん身体も元気になったように感じる。

 

 

残りわずかの年末の日々にできることは少ない。予定が狂ったが狂ったなりの手抜きで新年を迎えることになりそうだ。