ラジオ体操を始めて数ヶ月になる。
NHKで放映されている【テレビ体操】は朝6:25から10分間。体操のメニューは日替わりだが、必ず【ラジオ体操第一】か【ラジオ体操第二】が含まれている。
【ラジオ体操】の部分は時間的に4分くらいなのだが、他に【みんなの体操】という定番の体操や、他の体操を混ぜて10分の構成になっている。
早朝のそんな時間帯は私はまだまだ夢の中なので毎回録画しておいて、一日一回は必ずその10分間の体操をすることを自分に課している。
週一回のストレッチ教室では、まあまあしっかりルーティーンのストレッチをこなして、メンバーの不調に合わせて、その対処法としてのストレッチも教えてもらっている。
また、全員70代なので、老化防止の体操などいろいろ習っていて、それをきっちり記録してワードでメニューも作成している。にもかかわらず、家ではなかなか実行することができないでいた。
そこでひらめいたのが【テレビ体操(ラジオ体操)】だったのだ。
テレビの前に陣取って、スタッフの動きに合わせて、様々な指示通りの体操をする。そして【ラジオ体操】の第一か第二でこの番組が締めくくられる。
子供のころよりイヤというほどしてきた【ラジオ体操】は、音楽と共に身体が覚えている。
始めた当時は、驚いたことに、たった10分の体操で息が切れるわ、動きには遅れるわ、飛び上がれないわ…。ジャンプ力が落ちているのには「私の身体どしたん?」と思うほどで愕然とした。
普段は使わない筋肉を使うので、骨がポキポキ音をたてたり、筋肉がゴリゴリと鳴ったり…。そんなことが、より一層このラジオ体操の必要性を感じさせてくれたのではあったのだ。
最近では、【テレビ体操】は日課の一つと定着した。動きもスムーズになり、ジャンプ力もそこそこついてきた。
毎日測っている体組成計で、【筋肉量】が増えてきたことには驚いている。体重が増えて、比例して増えただけかも知れないが、筋肉が増えると体重も増えるのでは?
小学校の夏休みには毎朝6時半に、ラジオから流れる♪新しい朝が来た 希望の朝だ…♪という歌が始まると、近くの広場に集まって、子供たちは一緒にラジオ体操をしたものだ。
終わると6年生の集落の長がラジオ体操出席カードにハンコを押してくれていた。9月の新学期には夏休みの宿題と共にそのカードを提出していたような気がする。
先日、たまたま某新聞の土曜日版でラジオ体操の特集を見つけた。
ストレッチ教室で、筋肉を「意識する」ことが大事なのを学んでいたので、ラジオ体操も漫然と身体を動かすのではなく、指導員の指示をよく聞いて、動作の目的を意識して丁寧に体操をしている。
この新聞記事にあるように≪無理はせず、楽もせず≫が、体操の効果を高めると同時に、「続けよう」というモチベーションもアップさせていると思う。
今日の境内:
西洋フヨウの花たち年々花の大きさが小さくなっている。
レモンがだいぶ大きくなってきた