帯状疱疹ワクチン接種 | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

3月1日に、予約していた帯状疱疹の予防ワクチン【シングリックス筋注用】を接種した。

 

 

 

以前の記事に、周囲で増えている帯状疱疹の人たちのことや予防接種について書いたが、まずは、接種する前に帯状疱疹に罹らなくて良かった!

 

 

クリニックで受付して、この注射に関する確認事項を読み、理解したとして問診票の他の質問も記入した。その時に知ったのが、このワクチンはチャイニーズハムスター卵巣細胞由来のモノだということだった。

 

 

帰ってからネットで調べてみたら、【シングリックス筋注用】の添付文書にはこんな説明が左下矢印

 

本剤は、抗原製剤及び専用溶解用液からなる。抗原製剤は組換えDNA技術を応用して、チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞により産生された水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)糖タンパク質E(gE)抗原をクロマトグラフィーで精製し、安定剤を加え充填した後、凍結乾燥したものである。専用溶解用液は、グラム陰性菌Salmonella minnesota R595株のリポ多糖の非毒性型誘導体である3-脱アシル化-4’-モノホスホリルリピッドA(MPL)、南米に自生する樹木Quillaja saponaria Molinaの抽出液を精製して得られた精製キラヤサポニン(QS-21)及びそれらを包含するリポソームからなるAS01Bアジュバントを含有する。
なお、本剤は製造工程でウシの乳由来成分(カザミノ酸)を使用している。また、セルバンクの構築時にブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。

 

 

ワクチンなるものが、なんといろいろな動植物からの抽出物で成り立っているのかと驚いた。

 

 

夫婦セットでの予約だったので、二人一緒に処置室に呼ばれた。クリニックの医師が、ダンナに注射、そして私に注射した。

 

 

コロナワクチン接種ですでに5回の注射を受けてきたが、この注射は刺された瞬間こそ痛くなかったが、薬液を注入している時の痛いことと言ったら…!

 

 

皮下注射は針を1㎝ほど刺すらしいが、筋肉注射は2cmなのだそうだ。痛いはずだ。

 

 

接種後15分間待合室で過ごしてから異常が無ければ終了。¥20000のワクチンに税金がついて一人¥22000。二人で¥44000を支払った!

 

 

接種後ほどなく、注射した部位が痛みだした。腕も赤くなってきた。

 

 

 

少しならアルコールもOKと言われていたのに、夕食時には全く食欲が無くなっていた。

 

 

寝る時にはかなりの筋肉痛で、注射した方の腕を下にしては寝られなかった。ダンナも私もその夜はかなり寝苦しかった。

 

 

翌朝も食欲がなく、熱も無いのに寒気がして節々が痛くなった。疲労感もあるので、この日はベッドで読書することにした。食事はごく少量で済ませたので、一気に体重が1㎏減少!

 

 

この2日目にはダンナは胃が痛いといい、私は頭痛も始まった。全然機能しなかった日。

 

 

頂いたパンフレットには様々な副反応について書かれていたが、発熱以外のほとんどの副反応の症状が出た。ひどくはなかったが…。

 

 

 

接種後2日目に眼科を受診したダンナが、眼科医から「視力がかなり落ちている」と言われたそうだ。帯状疱疹ワクチン接種のことを告げると、「すべての機能が低下するんですよ」と眼科医も納得。

 

 

3日目になると、ダンナも私も明らかに体調が戻ったという感覚があって、つくづくワクチンの影響の大きさを認識した次第。

 

 

2か月後の2回目の接種時には2,3日は休養できるようなスケジュールにしておこうと思う。