年末から元日へ | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

毎年12月29日はお正月用の牛タタキを焼いてもらう日になっている。

 

 

料理上手のお姉さまが一手に引き受けてみんなの分を焼いて下さる。

 

 

出来上がったら連絡が来て、そのお宅へそれぞれが取りに行くのだが、その時に、私は皆さんに渡す黒豆を預けておいて、持って帰ってもらうようにしている。

 

 

残念なことにこの煮豆に失敗したのだ。水分量を間違えたようで、そもそも薄味の黒豆が極薄味の黒豆に仕上がってしまった!

 

 

手直しをしている時間も無いので、本来のお豆の味を楽しんでもらうことにして、極薄味の黒豆を4人分届けた。

 

 

ところで、ダンナが喉の痛みのために28日に耳鼻咽喉科を受診していた。熱はないし、気管支が炎症を起こしているわけでもなさそうで、病名が付かないまま薬を処方してもらってきていた。

 

 

症状は一向に良くならないが、食欲は衰えていないので、【風邪の神さん大飯食い】の単なる風邪だろうか、はたまた空気が乾燥しているためかも…等々の素人判断で様子見することに。

 

 

私はこの日、治ったはずのめまいがまた起こったので、備蓄(?)してあった、超飲みにくい薬をひっぱり出してきて再び服用している。

 

 

翌日の30日はお墓参りの日。ダンナと二人でポンタ家の菩提寺をお参りした後、車を走らせて実家近くの埋め墓(三昧)に入っている父のお墓参り。そして、その近くにある実家の檀寺に納骨された義妹(弟の妻)のお墓にお参りした。

 

 

実家には40年以上前に亡くなった父の遺骨が納骨しないまま未だ仏壇に残されている。弟は、母が亡くなったら一緒に納骨するつもりでいるそうだが、自分の妻のお骨を父親と同じ仏壇に置きたくないようで早めにお寺に納骨したのだった。

 

 

最愛の妻が居ないお正月を迎える弟に、簡単に食べられる冷蔵食品や冷凍食品を見繕って持って行った。喜んでくれたようで良かった。弟とはいえ、食の好き嫌いもわからず、問えば、昔「腹が立つ」ほど苦手だった辛いモノが好きになっていたりして驚いた。

 

 

そして、老人ホームに入っている母に面会をした。お正月に家にも帰れないのだが、ホームの多くの人が居残っているらしい。前回に渡した家族のアルバムも見ていないとのこと。意欲が低下しているようで心配だ。

 

 

弟は毎週面会してくれているようだ。あまり仲の良くない母子関係ではあったが、田舎の長男の役割をきっちり果たしてくれていてありがたい。

 

 

この日、ダンナは少し持ち直したようで、声も普通になり、何とかお正月を過ごせそうな気分になっていた。

 

 

ところが、翌31日の朝、7時半、いつもは起きているはずのダンナがベッドで寝ていた。声をかけずに寝かせておいて何度も様子を見たところ、寝相も変化しているので「死んではいない」と安心していたのだが、10時には声をかけてみた。

 

 

かなり悪くなった様子。気管支辺りの違和感が肺の辺りまで移動してきたと言う。これはヤバイと、救急受付に電話した。

 

 

受付では、咳がある人は感染症受付で予約制になっていて、大晦日のその日は夜中まで予約でいっぱいとのこと。1月1日の朝9時半だったら空きがあるというので予約した。

 

 

当日大丈夫なら、予約をキャンセルして、かかりつけ医院の開院を待って受診すればいいと考えていたのだが…。

 

 

今日の元日の早朝、神社の階段も登れないし、大祓詞を言うのも息が切れるほどほどしんどかったそうで、予約通りに救急外来を受診しに出かけて行った。

 

 

11時には息子たち家族が新年の挨拶に来るのに、ダンナが用意してくれるはずのことができていない!

 

 

めまいを抱えながら、掃除機をかけて、神棚のある二間続きの和室を掃除して、部屋を整えた所へダンナが帰宅。

 

 

感染症外来では、患者同士が会わないように工夫されていて待ち時間も予約通りだったとのこと。コロナでも無く、肺炎の兆候も無く、痰切りのお薬をもらってきた。このような痰がふとしたことで誤嚥性肺炎の元になるらしい。

 

 

とにかく重篤な状態ではないことが分かって安心したが、元旦に救急に走ることになるとは!

 

 

ダンナの部屋のホコリがすごかったらしく、喉をやられたのは、乾燥とホコリだったのではないかと思っている。私も咳が出るので、部屋に濡れタオルを干すことにした。

 

 

今まで加湿器など必要とは考えてもいなかった。テレビ番組で家電芸人なる人たちが優秀な加湿器を紹介していたので、正月休みが落ち着いたら家電店で探してみよう。

 

 

年を取るとこんなことが大事になってしまうものなのだなぁ。

 

 

愛犬ショータは今年7月で15歳になる。ダンナと同い年になるショータも「???」の行動が出てきた。我慢もできないようになっているし寝てばかりいる。

 

 

ご飯と散歩の時は若返る。散歩前にデッキでオトーサンを待つショータ。なぜか頭のてっぺんの毛が立っていたので慌てて撮った一枚。

 

 

 

ヒーター前で: まさにおじいさんの風情。