金曜日の夜、実家の弟から電話がかかった。
「明日、山椒の実を摘むけど取りに来れるか?」という連絡。あんまり土、日には車に乗りたくないのだが仕方が無い。実山椒は置いておくとだんだん茶色くなっていく。
毎年楽しみにしてくれている人が居るので、土曜日の午後、実家まで車を走らせた。土曜日のこととて幹線道路はどこも混雑。途中に寄る用事もないので、車の少ない信楽経由の山道を行くことにした。
「まだ一本の木が残っているから全部持って帰ってくれ」と、弟夫婦が朝から摘み取った大量の実山椒をもらった。山椒の木は弟が良く世話をしているので、毎年いっぱいの実を生らしている。
大きな紙袋2袋に入れた実山椒を積んだまま、帰りに友人の家に寄った。いつも楽しみにしてくれているこの友人からまた5人の知人に配る量をここで降ろしてから帰宅。小分けした実山椒をまた3人の友人や知人に配ってまわった。
それでもまだまだ大量に余っている山椒の実。私自身、そんなに使うことはないのだが、弟夫婦が半日かけて摘み取ったものを無駄にはできない。とりあえず下処理をしてアク抜きをして冷凍しておかなければ…。
夕食後、山椒の枝葉取りをスタートしたものの、実家への往復や配達で疲れてしまって、この日はこれだけでギブアップ。
翌日の日曜日の午前中には右上の四角いケースの分午後から頑張って、左上の白いザルの分を終えた。最後に新聞紙上に残ったものを夕食後から取り掛かって、終わったのは21時半。
塩を入れたお湯でゆでて、1時間ほど水にさらしている間にお風呂に入った。入浴を済ませてから、さらし終えた実山椒の水気をふき取って、50gずつ小分けにしてラップに包んだ。
二つは冷蔵庫に残して、残りをジップロックに入れて冷凍庫へ。
月曜日には残した二つの内、一つはお酒と醤油で【山椒じょうゆ】に、もう一つはオリーブオイルとニンニクで【山椒オイル】に作った。初めての試み。レシピはこちら→☆
冷凍庫の奥の方に眠っていた去年の山椒たち上段左は佃煮にした山椒。これらを先に使い切らなければ…。
冷凍庫で1年くらいは保存可能なそうだが、どう使うか思案中。ちりめん山椒に、昆布の佃煮に、煮魚に…。そんなに大量消費出来るものではない。
また引き取り手を探すことにしよう。