いまから、ここに書く国際子連れ再婚のことは、あまり表にでません。
だから、ここに記録しておこうと思います。
国際子連れ再婚をする人は、ぜひ、読んでください。
＊＊＊＊
アメリカでは、養子が普通のことです。
でも、養子をもらうのは、高額です。何年も待たなくてはいけないかもしれないし、年齢制限とか条件も厳しいです。
だから、「すでに子どものいる人と結婚しよう」という人たちがアメリカにはいます。
タイやフィリピンの人たちが、子連れで再婚をしたというのを私はよくききました。
彼女たちは、やはり、アメリカに住みたいというのもあってこちらに来ます。子どもに良い生活をさせたい、良い教育をさせたい、と。
結婚をして、アメリカ人の父親と子どもたちは、養子縁組をします。
そして、離婚となったら・・・・
父親が親権を取ろうとして、母親だけひとり帰国させるようにしたり、母親をベビーシッターとして使えるように、離婚します。
血がつながっていないですけど、養子となったら、離婚時も、もちろん、父親が親権をもつことができるし、面会もある、もちろん、養育費だって発生します。（先日もこのケースを紹介しました）
父親にとっては、自分の子どもではないんですけど、離婚時に「親権が欲しい！！」と親権でもめる、というのは、あまり日本ではないような気がします。
母親は、子どもをとられるけど、自国に比べたら自分の子どもに良い教育をさせるということはできるしと、おいて自国に一人で帰ったり、永住権も取れたし、これからは家族に送金するためにアメリカで働きたいとか。
ま、いってみれば無料で子どもを留学させることができたってわけです。それに世話までしてくれます。貧しい国からきた母親たちにとっては、離婚をして子どもを取られたとしても、ありがたい話かもしれません。
だから、あまり表にでないのです。
だまされたことに気がついていないから。
親権がとられることが、子どものためだと思っているから。
＊＊＊＊
日本人だとどうでしょう。そこまで、喜んで手放す人はいないのでは。日本の教育だってまけていませんし。
日本に帰ったほうが良い教育が受けられると思っている人もいますよね。それに、血がつながっていない父親のところに置いていくは抵抗があると思いますし、日本語も忘れることでしょう。
＊＊＊
というように、アメリカには、子ども欲しさで、子連れの嫁を探す男性がいます。もちろん、外国人の嫁。
どうして、そんなことをするの？と思うでしょうね。
どうして子どもが欲しいの？
ここですね。問題は。
性的虐待のためとか。売り飛ばすとか。男の子だって、性的虐待の話はよくききます。どんなふうにでも、使えます。
どなたかがコメントしていましたが、「まさか、自分に限ってそんなことが。うちは違う」と思っていたのにそうなったとか。
そうなっても、父親は血がつながっていないのだし、そんなことが裁判所で認められるわけない、と思うでしょうね。
でもね、認めてくれないんですよ。取り返すことができないのです。裁判ってそんなものです。
渡米するときはよく考えて。子どもを、こういう種類の人間に(父親といっているが他人)、取られないようにしてください。