山から海へ | RikiStyle

山から海へ

そんな感じで迎えた4月1日

朝起きたら外は

4月とは思えないような

軽い雪が降っていた。

 

前日のフリースタイルレッスンでの

無理が祟ったようで

右股関節の痛みがひどく、辛い。

が、痛み止め飲んで

耐え凌ぎながら

退去に向けてボチボチと片付け。

使ったスキーにワックス入れたりして

荷物もまとめ

車に積むものは積み

ある程度整ったけど

食材が少し残っていたので

この日もトマムに残り

食材整理。

 

2日

最後の食事をして

食材もほぼちょうど使い切り

最後の荷物を運んでトマムを出発。

 

向かうのは

マイホームが係留されている函館。

 

昼過ぎに到着し

友人のカレー屋でランチして

久々の我が家とのご対面。

 

越冬用にカバーしていった

ブルーシートはボロボロに。。。

 

シートを剥がし

冬前に失くした

中に入るためのドアの鍵を探す。

もしかして鍵かけたつもりで

ドアに差したまま忘れて行ってないか?

と期待したけど、それもなく。。。

入れないので天井のハッチを開け

そこから。。。

 

キャビンの中を点検すると

フロントの窓枠外れてる。。。

 

右の前の部屋の窓のところから

激しい水漏れの痕跡。。。

 

そして床下を覗くと

めっちゃ水溜まってる。。。

 

右の先端のボルトからの

わずかな漏れも相変わらず。。。

 

とりあえず鍵屋さんに電話して

午後、開けに来てもらえることに。

 

それまでの時間に函館で

いつもお世話になっている

セーリングクラブの

理事のところへご挨拶。

 

桟橋に飛び移ろうとしたら

思ったより遠くって

ギリギリすぎて膝強打。。。

 

いてぇよ。。。

 

理事に現状と今後の予定をお伝えし

ヨットに戻り

午後に鍵屋さん来てくれて

作業を見守る。

 

夕方、日が傾いた頃に

鍵が開いた!!

 

最近ではこの宝箱のような

簡単そうに見える

このタイプの鍵の方が

開けにくいらしい。

 

そこから鍵のシリンダーを抜いて

持って帰ってもらい

合鍵を作ってもらうことに。

 

これでようやく

生活の荷物を運び入れられる。

けど、もう暗くなってきてるし

入れたところで

ガスもなく調理もできなきゃ

暖も取れない。

 

ってことでこの日はとりあえず

ホテルを取る。

3500円程度で

サウナ付き、朝食付きのホテル。

 

ずっと自炊だったトマム生活。

久々の街に出たんだから

外食を楽しんだ。

 

洗濯も無料だった。

いい。

 

 

3日

朝食会場で朝飯を食べる。

なんとこのホテルの

2周年記念ってことで

朝から解体されたマグロが食べ放題。

赤身から大トロまでいくらでも。

これで宿泊3500円はお得すぎた。

 

朝からヨットに戻り作業作業。

 

まずは窓の水漏れで

汚れたところを掃除して

 

床下に溜まった水を掻き出す。

 

バケツ2杯半も溜まってた。。。

 

ガスボンベの充填を依頼するも

経産省からの通達で

ルールが厳しくなり入れてくれない。

どうやって生活しろってんだ。

政府はろくなルールを作らない。。。

 

外れたフロントの窓枠を

穴あけから加工して取り付け。

 

今度戻ってきたら穴埋めかな。

 

そこまでやったらもういい時間。

結局、火も使えないし

翌日からの回航でも寝袋にくるまって

風呂も入れない生活始まる。

色々充電したり準備したいし

この日もホテルを取り

ローカルな居酒屋で夕食。

就寝。

 

 

4日

早朝に船に戻り

最後の準備。

とりあず水漏れ箇所は

直せないまましばらく離れるので

ビニールシートで

これ以上の水漏れがないよう

カバーだけして

 

小樽から到着したヨットに合流。

今回はヨットレジェンダリーなお二人と

ご一緒させていただく。

学び多き日々になるだろう。

 

みんなと魚市場で朝食を食べ

船に戻り

翌日からの買い出しや準備。

僕の船も見てもらって

窓の水漏れ修理のアドバイスをもらう。

 

温泉入って美味い飯食って

明日から回航する船で就寝。

 

 

5日

日の出とともに出航。

目指すは神奈川

横須賀の佐島マリーナ。