最近社内で占いが流行り始めました。(苦笑)

 

社員の一人が、ある占い師から「生霊が憑いている」と言われたらしく、それが発端で「私も占ってもらいたい!」と伝染しているようです。

 

占いを適度に楽しむ分には良いのですが…

 

真に受けて重要な判断を占いに委ねてしまったり、大金を叩いてしまったりするようなことがないように陰からそっと見守りたいと思います。

 

占いは娯楽であって、真実ではないのは言うまでもありません。統計学という話を耳にすることもありますが、根拠となる信頼に足る統計(データ)を私は見たことがありません。

 

そもそもそのようなデータが本当に存在するのであれば、どこの国でも研究対象になっていると思いますが、そんな話は聞いたことがありません。

 

もっと言ってしまうと占いはあくまで商売です。ずばり金儲けです。

 

お客様に占いを楽しんでもらい、その対価にそれに見合った御代を頂戴する分には目をつぶれますが、お客様の不安や恐怖を煽り、占いに依存させ、何度もお金を巻き上げるような行為はあってはなりません。

 

そもそも占いが好きな人は、何らかの悩みを抱えていたり、信じ込みやすい人が頼る傾向にあると思います。そういう人の弱みに付け込むことがないよう、業界団体にはコンプライアンスを高める努力を続けて欲しいものです。