輝く理系女性リーダの皆様、こんにちは!薫です。


本屋さんに行くと、ビジネス書が平積みされています。課長になる前は、こんなに似たような名前の本がいっぱいあって、誰が読むんだろ?(笑)としか思っていなかったのですが、課長になって上司の役割って何だろうと考え初めて、いろいろと読むようになりました。先人の知恵は参考にさせていただいて損はない!ということで、ビジネス書を読んだ感想や、内容のエッセンス等も紹介していこうと思います。


まずは、私のさらに上層部である経営者の人たちが何を考えているか知るための経営者の視点の勉強と、英語の勉強を兼ねて原文で読んだ


The E myth Revisited

Why Most Small Businessses Don’t Work and What to Do About It

Michael E. Gerber


を簡単に紹介したいと思います。

 

  著者は、アメリカでスモールビジネスを対象にした経営コンサルティング活動を行っていて、アドバイスした企業は25000社に及ぶそうです。この本を読んだ感想としては、なんといっても面白かった!ということです。サラさんというピザ屋を経営して行き詰っている女性に語りかける方式をとっていて、サラさんの今後が気になってさくさくと読めてしまいました。



アメリカのスモールビジネスが、5年以内に80%姿を消す一番の理由は、「その事業に関する職人的な能力があれば、起業できると考えているためである」ことだそうです。サラさんで言えば、ピザを焼ければ経営できると考えていました。でも、経営をするためには、ピザを焼くような職人的な能力だけでなく、マネジメント能力、そして事業のビジョンを作る力が必要です。


そこでサラさんに、 


1. 事業の究極の目標を設定する。

2. 戦略的目標を設定する。

3. 組織戦略を考える。

4. マネジメント戦略を考える。

5. 人材戦略を考える。

6. マーケティング戦略を考える。

7. システム戦略を考える。


ということを考えてもらっていました。考えていくにつれてどんどん高くなっていくサラさんのテンションが、すごく面白かったです。全然内容とは関係ないですが、アメリカと日本の文化の違いを感じました(笑)。


この7つは、実際に事業をする方にとっては、当然考えるべき当たり前の内容なんだと思うのですが、サラリーマンである私からみると、経営者の視点や、経営者が考えるべきことが分かってとても面白かったです!


日本語版のタイトルは「成功する人たちの起業術 はじめの一歩を踏み出そう」です。


 今日は読んで下さってありがとうございました!もしよかったら、また来てくださいな。