5月13日(日)、ワッハホールに「上村吉弥 みよし会 第三回公演」を観に行きました。
今回は帰りの事も考えて昼の部のみです。
初めてワッハホールに行ったのですが、日曜日のこの界隈はすんごい賑やか・・・・・。
ボ~~~~っとしてたら人波にさらわれてどこか遠くに行ってしまいそう
今回の演目は実際に舞台で観るのは初めてのものばかり・・・・・楽しんできました♪
「上村吉弥 みよし会 第三回公演」
一、あんまと泥棒 一幕
あんま秀の市 吉弥さん
泥棒権太郎 松次郎さん
この演目の1番のみどころは松次郎さんの見事な脱ぎっぷりでしょうか・・・・・(笑)。
まぁ潔い褌姿・・・・・目のやり場に困るくらいでした。
・・・・・・・・な~~~んていう個人的好みは置いといて(笑)、
昼の部の最初の演目ということもあってか、吉弥さんが台詞をところどころカムところも。
珍しい・・・・・・やはり力が入っていたのでしょうか?それで観ている方も力が入った(笑)。
ぜ~~~んぜんきれいじゃない吉弥さんなんです~~~~。
「いや~~~~ん」と思いながらもけったいな頭の形に目が釘付け。
のら~~~りくら~~~りと泥棒をごまかしながら、最後にはお金までもらってしまう。
あんまの悪賢さより泥棒の人の良さににっこり
二、傾城阿波の鳴門 国訛嫩笈摺 一幕
どんどろ大師の場
十郎兵衛女房お弓 吉弥さん
尼妙珍 竹雪さん
尼妙天 千次郎さん
茶店娘お花 純弥さん
巡礼お鶴 吉太朗さん
演目が読めない・・・・・・
「国訛嫩笈摺」・・・・「くになまりふたばのおいづる」・・・・・ヨシ!覚えた!!(笑)
吉弥さん・・・吉太朗さん・・・と思う前に、千次郎さんと竹雪さんがやってくれます。
前半は2人がメイン??と思うほど楽しませていただきました。
竹雪さんは上背もあるけれど、結構がっしりしっかりとしているんですねぇ~。
同じ格好をしている千次郎さんのうしろ姿が細~~~く観えた。
吉弥さんは・・・・・・・待ってましたお綺麗です。
サッパリとした女房な感じなのですが、お鶴が自分の・・・・・と思ってからは母性爆発。
吉太朗さん、お稽古たくさんがんばったのかな??声が結構つらそうでした。
歌舞伎好きのお子さんなんだそうですが、このまま歌舞伎が好きでいてくれるといいですね。
三、お祭り
芸者お吉 吉弥さん
若い者 千次郎さん
若い者 松次郎さん
後見 當史弥さん
純弥さん
きれいなきれいな吉弥さん。
秀の市お弓お吉とだんだんときれいになっていく。いやっ1つ目の矢印は急激にかな?(笑)
着物は白地、それがまたお似合いです。
「待ってました!!」の声もしっかりかかり、最後はすっきりと会場を後に出来ます。
最後に幕が下りた後もう1度幕が上がって吉弥さんのご挨拶。
千次郎さん、松次郎さんとお祭り用の拵えをした吉太朗君も出てきてご挨拶。
吉弥さん、吉太朗さんの紹介をする時にはグッと言葉に詰まっていました。
「まだまだもう1回あります。」って言って何とか堪えてらっしゃいましたが・・・・。
夜の部は大丈夫だったのかな?
順番は忘れましたがここら辺で手拭を客席に・・・・・。
ここでの私のツボは、手拭を吉太朗君に渡す時の後見當史弥さんの優しい笑顔・・・・(笑)。
思わずこちらもホンワカしてしまうような笑顔でございました。
ワッハホールの建物を出ると目の前は吉本・・・・・。
「あ~~~ここやったんや~~~。」としょうもないことにちょっと感動。
後ろ髪を思いっきり束でつかまれたような気分でしたが、グッと堪えて帰途につきました。