行ってきました~初歌舞伎座。すっごく楽しかった。
有楽町駅から歩いて迷うことなく無事到着(あたりまえ?)。
早めに着いたので三越で時間つぶしをしていざ中へ。
入り口入るとすぐ階段、それを上がるとすぐ劇場・・あらあら結構窮屈、と思いながら着席。
舞台や客席も想像していたよりも小さい。
でもきっとそれは私が常々兵庫の宝塚大劇場を見ているからだろうナァと思う。
だってあそこは入り口入ってから劇場までにけっこうあるし、舞台も客席もやたらとでかいから。
もちろん松竹座とかに比べるとはるかに大きいんですけどね、歌舞伎座。
『吉例寿曽我』
鶴ヶ岡石段の場
まず始まってすぐ、八幡の奴色内 亀三郎さんと近江の奴早平 亀寿さん登場。
いや~~~どっちがどっち??と思いながら、
イメージ的に赤が亀三郎さんで白が亀寿さんかと思っていたら、本舞台に来てまったく逆とわかる。
亀三郎さんの素敵な声が聞きた~~いと常々思っているのでワクワク。
でも今回はちょっとインパクトが弱かったかな?私の期待しすぎかそれとも歌舞伎座の大きさ故か。
もちろん素敵な声には変わりないので、もっと亀三郎さんが台詞をいっぱい話すお役を観てみたいナァ。
二人が引っ込んだあと、花道から 近江小藤太 進之介さん、上手から八幡三郎 愛之助さん登場。
進之介さんが赤、愛之助さんが白。
役者さんには「かお」をするとメイクアップする方が多いと思うんだけれど、
進之介さんは絶対メイクダウンしているような気がする。
宝塚なんかでも素顔があっさりしている方が描き込みしやすいからいい、とか言うから
進之介さんは目鼻立ちがはっきりしすぎているのかナァ?
今回の赤だけじゃなくて白の優男の時でも絶対素顔の方が男前って思っちゃう。
愛之助さんは絶対メイクアップ派。
お二人とも高下駄に傘だったかな?
進之介さんすっごく歩きにくそうで、こけるんじゃないかとハラハラドキドキ(笑)。
愛之助さんの声がすんごく高い。先月の俣野は観ていないからわからないけど、
その前の義賢はすっごく低かったからちょっとびっくり。
でも低い声になるとちょっとこもって聞こえるときがあるから、
この高い声が愛之助さんの元々持っているものなんだろうナァ。
今回のような声だと良く通ること、通ること。聞いていて気持ちがいい。
お二人で渡り台詞のように台詞を言っていくんだけれど、
進之介さん自分の番が終わるとホッとするというか素に戻っちゃうというか、そんな感じに見えてしまう。
相手の台詞の時もちゃんと芝居しようよ~~。
愛之助さんが持っていた書状をめぐって二人で立ち回り、
最後後ろの大階段で決めて、そのあと二人を乗せたまま階段が後ろにコロン。
がんどう返しと言うらしいです。
お二人とも体勢を崩さないように耐える耐える・・・・
あ~~残念、最後に進之介さん我慢できずに揺れてしまいました。
この仕掛けはぜひとも上の方からも観たかったかも。
大磯曲輪外の場
しばらく時間が空いたあと、セリが上がってきて後の人物全員登場。みんなすっごくキラキラしてる(笑)。
「きゃ~~吉弥さんだわ~~。」「きゃ~~亀鶴さんだ~~。」「きゃ~~信二郎さんだ~~。」
「きゃ~~・・・・・。」・・・・以下これがずっと続く(笑)。
もう何処観ていいの?状態。
あっち観てこっち観てまたあっち観て・・・・・・している間に終わってしまいました。
それにしても歌舞伎の衣装って本当に色合いがきれいで好きだわ~~(結局衣装かい)。
吉弥さんきれいだナァ、南座行きたいナァ、吉弥さんの梅川が観てみたいナァ、・・・etc.
『吉例寿曽我』・・難しく考えなくていいから近くに住んでいたら何回も観たいかも。
『吉野山』
すみません、この日5時起きだったんです。新幹線でも寝ていないんです。許してください・・・・。
ということで、「福助さんきれいやなぁ~~~白のお衣装よく似合うナァ・・・・・・・・・zzzz。」
ってなってしまい、速見藤太 東蔵さんの「イナバウアー」まで、はい気持ちよく・・・・・。
でも目が覚めてからは、花四天に釘付け。(それでいいのか?)
「え~~っとこれ誰?これ誰?などど、筋書きと舞台を行ったりきたりしていました。
最後に福助さんの笠と杖を持ってとんぼ返ってたの誰だろう?すごいナァ。
幕切れのとき、本舞台の東蔵さん、すっごくふらついていたんですけど・・・・。
幸四郎さんの事が何も書かれていないんですが・・・・すみません、本当に記憶にないんです。
もう1回でも機会があればちゃんと観てくるのに・・・。
実を言うと、さっき最後の方まで書いた文章を消してしまって、これが2度目。
もう力尽きましたので『道明寺』はまた後日にします。