政府が再稼働を目指す関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)で、敷地内を通る「破砕帯」と呼ばれる断層について「活断層の可能性が否定できない」との調査結果を渡辺満久・東洋大教授(変動地形学)と鈴木康弘・名古屋大教授(同)がまとめた。関電や国はこの破砕帯について「活動性はない」と結論づけているが、大飯3、4号機の安全性を独自で検証している「県原子力安全専門委員会」で今後の検討課題の一つになる可能性もある。 読売新聞(web版)2012-06-08