血液検査の結果で、白血病の疑いがあると言われ、血液内科を予約するように言われたが、空いてなくて3週間後となった。

職場で、検査結果の数値が書かれている紙を貰ったので、あれこれとネットで検索。知りたい情報をすぐ確認できる良い時代だわ。けれども、調べれば調べるほど、3週間も待っててはいけないような気しかしない。

週明けの月曜日、再度、血液内科の受付で確認してみた。

私「異常値が出てて、職場からも速やかに診察してもらうように言われてるんですけど、3週間後の予約で大丈夫なんでしょうか?」

内科受付「院内紹介で、先生にも伝わってますので、大丈夫ですよ〜」

私「いやいや、先生の口から直接聞かないと、3週間安心出来ないんですけど…」

内科受付「…分かりました。確認して来ますので、お待ちください」

ちょっとムッとした顔されたけど、今日、診察してもらえることになった。てか、今、ようやく先生に伝わったやろ!総合病院は、分業化されてるから、緊急性があっても連携が悪いと、あとあと取り返しのつかないことになりかねないよね。

待ち時間に、再度血液検査をした。3日前の血液検査の時よりも多めの本数採られた。調べる項目が定期検診とは異なるのかな。

そして待つこと2時間半。
夫と共に、血液内科の診察室に入った。

内科医「検査の結果ですが、慢性骨髄性白血病で間違いないですね」

私「慢性ですか?」

内科医「はい、慢性です」

てっきり、急性だと思い込んでいた。

私「ということは、結構前から症状あったんでしょうか。半年前に子宮ポリープの手術した時にも血液検査してるんですけど…」

内科医「半年前の数値を見ると、白血球が2万ですが、それくらいの数値なら、炎症反応で増えることはよくある事なので、見つけられなかったんでしょうね」

私「自覚症状とか、何もないんですが…」

内科医「特徴としては、脾臓が腫れるんですよ。触診しますので、診察台に横になってください」

そもそも、脾臓って何処にあるのかも知らんわ〜

私「こんなに脂肪に包まれてるのに、触って分かるんですか?!」

内科医「分かりますよ。あぁ、やっぱり脾臓が腫れてますねぇ」

私「先生、凄いですねぇ」

内科医「先日のCTの画像でも、肥大してるのが分かりますね」

私「今後は、どういう治療になるんでしょうか」

内科医「抗ガン剤の服用になりますけど、とりあえず来週、骨髄検査をして、その後、2週間ほど入院してもらいます。病室が空き次第連絡しますので、今日は入院手続きを済ませて帰ってください」

まじかー…

でも、病名がハッキリ分かり、今後の治療方法も分かって、ちょっと安心した。

夕方、職場へ行って、上司に病名と入院が必要であることを伝えると、ドン引きして言葉を失っていた。

上司「…それで、仕事の方は今後どうしますか?どうしたい?」

私「退院後は、毎日薬を服用することで、支障なく日常生活送れるようなので、できれば仕事を続けたいのですが、7月は繁忙期なのに、こんなタイミングですみません…」

上司「身体が優先やから、それは気にしなくて良いよ。診断書出してくれたら長期休暇も申請できるから、身体を一番に考えてね」

パートなのに、本当に大事にしてくれる職場で感謝しかない。

それにしても、私が白血病?
夏目雅子さんや、本田美奈子さんのような、儚げな女性がなる病気やと思ってたのに、なんだかイメージ壊れたわぁ。