現在の治療は、ホルモン剤を、毎日服用するのみ。あと2年2ヶ月で終わる。早く薬から解放されたいなぁ。4ヶ月毎に乳腺外科に行って、触診してもらっているけれど、日常生活を送る上で困難な事が何もないので、乳がんの治療をしていることすら忘れるほど。

先月は、年に一度の検査があった。

血液検査と胸のエコー検査とCT検査。順番に部屋をまわり、最後に会計の窓口に行こうとしたら、CT検査技師から、「エコー検査室に戻ってくださいと連絡入ってます」と言われ、何か忘れ物でもしたかなぁ~と思いつつ戻ると、乳腺外科の主治医から、「エコー検査の結果は何も問題ありませんでしたが、血液検査の看護師から連絡入ったので、急きょ呼び出しさせてもらいました」とのこと。

「白血球の数値に異常が見られます。白血病の疑いがあるので、血液内科の予約をして帰ってください。」

え。

いきなりそんな告知すんの?

乳がんの告知の時もそうだったけど、一瞬心臓がドクッと高鳴り、血が逆流するように身体をかけめぐる。体温が一気に上昇するのが分かった。

頭の中は、ハテナだらけ。

「白血球の数、いくつやったんですか?通常はいくらですか?」と尋ねると、「9万でした。通常は4千~9千ですので、10倍ですね。桁違いです。」

乳腺外科の先生に、血液のこと聞いても、曖昧な返事しか貰えないと思うので、とりあえず、血液内科の受付へ行って予約した。

「予約空いてるのは、3週間後になります」

「えっ!? 3週間後ですか?…仕方ないですね、お願いします」

というわけで、血液内科の予約をした。もしかしたら、何かの間違いかもしれない、と思いながら帰宅。なんとなくモヤモヤした気持ちのまま、夕方からコールセンターの職場へと出掛けた。

職場に着くなり、「昨日の血液検査の結果がファックスで届いてて、至急、精密検査を受けるように連絡入ってます」とのこと。たまたま、前日に職場の健康診断があり、2日続けて血液検査をしたのよね。

あぁ…白血病の疑いがあるというのは、何かの間違いとかではなくて、決定的なんやなぁ。

血液検査の結果の用紙を職場でもらい、家に帰ってから色々とネットで調べてみた。 

おっと…なかなかヤバくない?
血液内科の診察、3週間も待ってて大丈夫かしら…