2013年5月、乳がん告知。左乳房全摘手術
2013年6月~抗ガン剤治療FEC
2013年9月~パクリタキセル+ハーセプチン
2014年3月~放射線治療
2014年8月、ハーセプチン終了
2014年9月~ホルモン治療ノルバデックス

ノルバデックスを服用する期間は、5年間。
服用中は子宮がんのリスクが高くなるそうで、婦人科でも定期検診を受けるようすすめられた。
抗がん剤治療中、止まっていた月経は、1年ほどで再開したが、ホルモン治療が始まると再び止まってしまった。

通常、月経があれば、子宮内膜が毎月剥がれるけれども、月経が止まってしまったために、内膜の厚みがどんどん増してくる。ホルモン治療を始めて2年経過した時点で、通常4ミリ以下の内膜の厚みが、私の場合17ミリになっていて、これを放っておくと、やがてポリープになり、悪性化してしまう危険性もあるということで、今年の1月、子宮内膜掻爬の手術をした。

ホルモン治療の副作用ではあるが、乳腺外科の担当医は、

乳腺担当医「ノルバデックスは乳がんにとっては効果の高い薬なので、服用を続けながら、子宮内膜の様子を定期的に診察して、もし厚みが出てきたら、その時はまた子宮内膜掻爬の手術をするという繰り返しになります」

ところが、今年の4月から、乳腺外科の担当医がかわった。

新乳腺担当医「ノルバデックスの副作用が大きいようなので、アリミデックスというホルモン剤に替えてみましょうか?本来、45歳ならまだ月経がある年齢なので、薬を変えることによって、もしかしたら月経が再開してしまうかもしれませんが、薬の効果は同じですので、安心してください」

私「とりあえず、婦人科で診察してから検討します」

そして先日、子宮内膜掻爬の手術から半年経過したので、婦人科で診察してもらった。

婦人科医「あー。やっぱり内膜が厚くなってますねぇ。今、14ミリです。手術で全部キレイにしたのにねぇ」

私「乳腺外科の担当医がかわって、ホルモン剤を変えてみようかと提案してくださってるのですが、やっぱりその方が良いでしょうか」

婦人科医「それは乳腺外科のドクターの判断にお任せします。定期的に婦人科で診察しますので、もし副作用が出てきたら、その都度対応します」

婦人科診察の翌日、乳腺外科で新しい担当医に聞いてみた。

私「昨日、婦人科で診察してみたら、やはり内膜が厚くなってきてるようなんですが、婦人科で手術を繰り返すのもイヤなので、可能性を期待して、前回提案してくださった薬に変えてみたいと思います」

というわけで、2017年7月1日から、新しいホルモン剤、アリミデックスに変更。場合によっては、月経が再開するかもしれないけれど、子宮内膜掻爬の手術を繰り返す負担に比べれば、大したことではない。

ホルモン治療、残すところあと2年2ヵ月。