11/26(火)
今回から、治療はハーセプチンのみ。血液検査の必要がなくなり、それだけでも嬉しいのに、副作用も殆んどない薬とか、素晴らしいね。

調べてみると、2011年に認可された薬らしい。

私のガンは、このハーセプチンが効くタイプ(HER2タンパク陽性3+)

このガン細胞は「手」をたくさん持っているというのが特徴で、その手を使ってワシワシ食事することで、どんどん増殖するらしい。で、ハーセプチンは、なんと、このガン細胞の「手」を動かないようにしてしまうという、手錠の役割をする薬。

手が動かないために食事ができず、結果、ガン細胞が痩せ細って餓死するという仕組み。

きゃ~♪
私の手も手錠して~♡
FECとタキソールの副作用(と信じたい…)で、増加した体重を、そろそろコントロールしないとマズイ。

乳腺外科で、CVポートに点滴用の針を刺してもらい、化学療法室へ。
薬の量が、先週までの量の3倍になった。つまり、次回の治療は3週間後。

量が増えたので、何らかのトラブルがあるかもしれないと、看護師さんも心配していたけれど、何の問題もなし。100人のうち3人ほどの人が心臓機能が低下するとか。他に、寒気とか発熱も心配されたけど、何ともなし。

点滴治療が終わって、化学療法室を出て、フツーに歩いて帰宅した。ほんとに、驚くほど何ともない。
先週までの抗がん剤が、どれほど身体にとって負担だったかを、改めて知った。
というか、治療の日は、重い足取りで帰宅して、すぐに寝るというのが常だったので、ほんとに治療したのか?と疑いたくなるほど。

ハーセプチン、すごい薬やね。
これから3週間毎に1年間、お世話になります。