久しぶりの書き込み。
何も書かないのは元気な証拠ということで…(^_^;)


今日から、新しい抗がん剤を投与する。
副作用のタイプが今までと違うという不安に加え、天気も悪くて気分的に憂鬱…

朝は、乳房再建外科の診察に行ってきた。

すでに、左胸のエキスパンダーに生理食塩水が400cc入っているので、ほんとに診察のみ。

数日前から、突っ張るような痛みが左胸の上部にあることを伝えた。

ドクターいわく、体内に異物が入っていると、アレルギー反応を起こして、身体が異物を拒絶するのが普通らしい。

エキスパンダーの回りにツルツルの被膜が形成され、被膜ができると、エキスパンダーが動き、胸が上がってきてしまうので、それで痛むのではないかと(笑)

というわけで、アレルギー反応を抑える薬を処方された。

乳房再建の診察が終わって、採血室へ。

今日の看護師さんの胸には、新入職バッヂが…
はじめましての、とっても華奢な看護師さん。

いつも右手甲から採血されるけれど、もう抗がん剤治療は、右胸に埋め込んだCVポートから行うので

「右腕なら、どこから採血してもらっても大丈夫ですよ」と言ったけれど、

「ちょっと右腕が腫れてますね」

と言われ、いつも通りに右手甲からの採血。
どういうワケか、今日はかなり痛かった…

というか、右腕腫れてるように見えたかもしれんけど、血管痛で2本の血管が潰れてる以外は、全く腫れてませんから!
まぁ確かに、この看護師さんに比べたら、腕の太さが全然違うけどね…_| ̄|○


いったん帰宅して、午後は乳腺外科で診察。

予定では、今日から「タキソテールとハーセプチン」を同時投与するはずだったけれど、急きょ「タキソールとハーセプチン」の組み合わせになった。

名前が似てるので、ややこしい…(ーー;)


(商品名) (薬名)
タキソテール = ドセタキセル
タキソール = パクリタキセル

外科のドクターは商品名で説明し、化学療法室の看護師さんと薬剤師さんは薬名で説明するので、ほんとにややこしい…(~_~;)

ちなみに、タキソールは毎週×12回。今までは3週毎だったので、3ヶ月間は毎週通院することになった。

仕方ない。治療できるというのは恵まれているということなんだから、頑張らないとね。

ケモ室に移動し、抗がん剤が投与された。

タキソールは、心臓に負担がかかる薬らしく、心電図のようなものを繋がれた。1回目の投与でアレルギー反応を起こしてしまうことがあるので、ケモ室の看護師さんも神経質になるようだ。私自身も、初めての薬なので、投与する前から、少し体調がおかしいけれども。

タキソールは、アルコール成分があり、お酒に酔ったような感じになるらしい。

ほんとに、治療が始まると身体が熱くなってきて、頭がボーッとしてきた。熱をはかると、37.1度になっていた。それと、口の渇きがヒドい。持参した麦茶を飲んだが、気持ち悪くてたくさん飲めず、口を湿らす程度にしておいた。

タキソールに続いてハーセプチン。これは分子標的薬なので、副作用は殆んど無いとのこと。安心して治療できる。

2時間半ほどかかったけれど、その大半を寝て過ごした。ひたすら眠い…いっそ、病院のベッドで仮眠してから帰宅したいとすら思った。

アルコール成分によって、治療後、立ち上がるとフラフラする人もいるらしいが、結構大丈夫だった。

頭がボンヤリしながらも、ケモ室を出て、トイレに立ち寄ったところ、突如、吐き気が襲ってきて、いきなり嘔吐。

タキソールは、以前のFECと比べたら、あまり気持ち悪くならない薬らしく、吐き気止めの点滴も無い。けど、念の為に昼食を取らずに来た。これ、食べてたら、もっと辛かったな。まぁ、今朝からちょっと緊張してて、コンディション良くなかったこともあるかな。

お会計…44680円…(T_T)
朝9時~夕方5時まで、同じ時間とお金を使うなら、近場に海外旅行して美味しいものを食べたい。

夕方5時半に帰宅。
家族の夕食は朝のうちにカレーとサラダを作っておいて良かった。体温が37.3度に上がっていたので、寝たい。とにかく寝たいのに、なぜか中3の息子がテンション高く話しかけてくる。横になりながら、20分ほどつきあったところで、「頼むから寝かしてくれ…」と懇願した…^^;

リビングのすぐ横の和室で寝ているのに、その後、娘が帰ってきたのも、夫が帰ってきたのも、家族が夕食を食べたのも、どんなテレビを観ていたのかも、全く気づかない程、深く眠り込んだ。



聖書 ≪ 詩篇4:8 ≫

平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。
主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。



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