今回の記事は、↓こちらの続編となります。
★★★先にお読みください★★★



よく晴れた土曜日

美容室に行って、女に戻る




そして夕方、

英字新聞を片手に、いつものカフェに行く

お気に入りのハーブティーをオーダー

カモミールの香りが私を癒す・・・




×ブー!





正解は↓

競馬新聞を片手に、いつもの定食屋に行く

「ウーロンハイ、濃い目」を注文

店内はごった返すおっさん達のタバコの匂いが充満・・・

いつものように、

「絶対話しかけてくるなよ!」

オーラ全開で、競馬新聞を広げる






私には、心に決めていることがあった。






前回は、

コロッケ定食を注文するも、届いたのはメンチカツ定食

その前週は、

ヒレカツ定食を注文するも、届いたのはメンチカツ定食

ずっと以前には、

カキフライ定食を注文するも、届いたのはアジフライ定食

※カキフライは冬季限定のため、結局、幻のメニューとなった。





今日は何が何でも、
メンチカツ定食、狙い撃ち


前の晩に飲みすぎて、さっぱりした物が食べたかったが、ここは勝負するしかないのだ。




ご婦人に、「メンチカツ定食お願いします」

と注文を伝える。






さぁ、どうよ!



これは戦いなのだ!



来るなら来い!






「はい、お待たせ~」



来たぞ!








う~む・・・・・・・








見た目はメンチっぽい



しかし、油断してはならぬ、コロッケかも!



醤油(何にでも醤油をかける)をかける前に、箸で中身を確認する






肉汁・・・






いや、よく見ろ!

ヒレカツかもしれない!








「・・・・・・。」








うん!メンチカツだ!



勝った!!!


ん?

本当に勝ったのか?


ひと月の間に3回目のメンチカツ定食を食べてしまったことに気づく







定食屋のご婦人、


「いつも、メンチカツ召し上がってるわねぇ。
お好きなの?」







・・・この人は正気なんだろうか・・・








店を出てすぐ隣の自販機で、タバコを購入

マルボロが出てきた。

なぜなら、マルボロを押したから。




「明日のアンカツ(安勝)は、2着づけにしよう」





ガムを踏んづけたサンダルを引きずりながら、考えたのだった。


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