続・テツおまえもか・・・(補足説明) | Grumpy Monkey(不機嫌なおさるさん)の観察日記

Grumpy Monkey(不機嫌なおさるさん)の観察日記

子供の成長は早いので、とりあえず忘れないように観察日記をつけようかなと・・・
英国人の主人とお互いの文化の違いを尊重しつつ(主導権を争いつつ?)子育て生活送ってます。

今日の Grumpy Monkey の天気は曇りのち晴れ

残業続きの私が帰っても疲れてあまり相手をしてあげられないので、Grumpy Monkey は少し不満気にぐずっていたが、体力を回復した私が遊んであげると寝る前にはご機嫌になってくれた。ほっ。。(^-^;)


アメリカの本社からトップの人達が視察に来ていて、今週はうちの会社のトップが右往左往しているのを他人事のように面白がっていたら、準備に不手際があり私の上司と私と他の部署の部長を巻き込んでフォローアップしなければならなくなってしまった。。。

「やっと帰ってくれた!」とほっとしたのもつかの間、うちの会社の社長とナンバー2が人事異動でほぼ同時期に入れ替わる事になったので、新しく来る人を迎える準備や新旧社長とナンバー2の歓送迎会に参加したりと先週末から残業続きの私には最近重たくなった Grumpy Monkey を振り回して(?!)遊ぶのは正直結構キツイ。

が、うちのおさるさんに私の事情がわかる訳もなく、そんな親の都合で遊べないというのも可哀想なのでついつい相手をしてから家事をしたりしていたら、最近蒸し暑い日が続いた事もあってちょっと軽い夏バテ状態になってしまった。


という訳でうちにいるペットや今まで飼っていたペットの事を思い出す機会が多い今日この頃。。。

思い出しついでに6日の記事の歴代ペット達が変わっていると言われた理由となぜそうなったのか。という経緯があるものを解説していこうと思います。

もちろんGrumpy Monkey といるだけでも十分癒されるのだけど、今まで私の事を癒してきてくれた(くれている)ペット達の存在も忘れるわけにはいかないのでこの機会に書いておく事にしました。

(Grumpy Monkey が大きくなってこのブログを読む機会があった時の為にことわっておかなくては・・・笑)

亀:手から餌を食べる。

実はこの亀私の父が山に登った時にたまたま卵から孵化して土から出てきた所をその時持っていたコーラの缶の飲み口から入れて(つまりそれだけ小さかったという事ですね)連れて帰ってきた亀で、なかなか餌を食べなかったので、母が毎日目の前に餌を持って口を開けて突っ込めるようになるまで根気よくずっと待っていた所、一週間経って初めて口を開けてその時にえさを口に入れてあげたら食べるようになり、それからずっと手から食べていたのです。おかげで大きくなっても水槽に餌を入れてもうまく食べられず10年近く手から食べていて家族が忙しくて朝時間がなくなってきた頃に水槽から餌を食べるトレーニングをして食べれるようになったのでした。

そしてブーツなど大きい靴が好きで足の大きい私の靴がちょうど甲羅にぴったりだったらしく、私が学校から帰ると水槽から脱走しては入り込んでたので朝亀を靴から出すのが日課でした。笑

(ちなみに水槽の高さは30cm近くありました・・・。)

甲羅がそれより大きくなると私や妹の友達で大きい足の子が来る度にその靴に入り、友達が帰る時に「お邪魔しました~。うわっ何か入ってる!」というのが日常茶飯事でございました。

が、玄関が引き戸だったので鍵をかけてないと両手(両前足?)で開けて出て行ってしまうので脱走数回繰り返し、とうとうある日曜日の朝脱走中に行方不明になってしまった。

そして数日後、近所のおじさんがうちの母親に「そういえば、この間の日曜日おたくにいる亀と同じくらいの大きさのやつが道路歩いてて危なっかしかったので川に逃がしてあげたんですわ」と言ったのを聞き、もう見つからない事がわかったのである。川なら餌も沢山あるから大丈夫だとは思うけど今はどれくらいの大きさになってるんだろうなぁ。と今でも時々思います。(^-^)


他に忘れてはならないペット達が私がオフィスで飼っていたザリガニ・金魚・熱帯魚・あゆ・亀達。

なぜIT関連の部署で働くコンピュータだらけの水があってはならない私のオフィスに水槽があったかというと、
元々はイタリア人の同僚GIOがゲームセンターの亀がかわいそうだと言ってケースをぶち壊して連れ帰ってきた亀と熱帯魚を同じ水槽で飼っていて、彼が他の国へ異動になった時に私の上司であるオーストラリア人にゆずった。

私の上司はそれに捕まえてきたザリガニを入れて飼うようになり、その後その上司が他の国へ異動になった時に別のオーストラリア人に同じ国のよしみだとか何とか言っておしつけてしまった。

そして押し付けられた彼は育てきれずに、私のオフィスへ「君の上司が飼ってたものだから」なんて言いながら置いて行ってしまったのである。

かくして私のオフィスには常に水の流れるせせらぎのような音が流れる憩いの場となり、色んな部署の人が「やっぱり生き物って和むよね~」なんて言いながら疲れると癒されに来るようになった。(ま、別に良いんだけど・・・)

そして同僚の一人が自宅で飼っていた金魚が卵を50個ほど孵し、やり場に困って10匹ほど金魚を足し、とっても賑やかな大家族になっていったのだ。

極めつけはうちの会社内にあるレストランの仕入れ担当の人がサンプルでもらった鮎の稚魚のやり場に困り、私が出勤する前にこっそり水槽に入れていた事である。。。(誰がやったか思い当たって電話した私も私ですが、普通こっそり入れませんよねぇ。。)

鮎はやはりザリガニ達もおいしい匂いがするのか、私が出勤した時には水槽中のザリガニが興奮状態でハサミを振り上げ右往左往して鮎を捕まえようとしていた・・・・・・・・・。

しょうがないのでペットボトルに穴をあけたりして鮎の安全地帯を作りザリガニが入れないようにしていたが、その開いている小さな穴にハサミを突っ込んで捕まえようとする始末。

二週間ほど様子をみていたが一向に興奮状態は納まらなかったので、山の近くに住む同僚に川に放しに行ってもらったので鮎は2週間だけのホームステイといったところかな。(笑)

という訳で綺麗な流水の中でしか育たないハズの鮎はきちんと2週間普通の水槽の中でザリガニ達と共に生き延びたのである。

そしてイタリア人GIOが亀と一緒に飼っていた熱帯魚のホセ亀達にもMicky、Hidary、Mannaka』とそれぞれ名前がついていたのだけど、(お気づきでしょうか?彼は3匹の亀に『右・左・真ん中』をもじって名づけていたのです。)熱帯魚にホセとつけるその感性はラテン系って感じで面白かったけど、普通の水温でも育っていたのが不思議だった。

でも、これも調べてみると、熱帯魚は水温が低くても生きる事はできる種類がいるらしい。ただその代わりサイズは大きくならないそうです。


そして少し説明が長くなりますが、オフィスで飼っていたザリガニがなぜ一匹なのに卵を孵化させる事ができたのか??

捕まえてきて2週間後に卵を抱えているザリガニを見た時に「ザリガニって単体で子供作れるの??」と思ってびっくりしたのだけど、その後色々調べてわかった。

ザリガニは交尾をする時にオスがメスのお腹に精子を塗りつけてその後にメスがそこへ卵を生むらしい。

という訳で私の上司はたまたま卵を生む準備中のメスを捕まえてきたようなのだ。しかも子供の数は膨大で200匹近くいきなり増え、うちのオフィスは水槽だらけになってしまい、しかもそれを一緒に飼っていた金魚とホセと亀が食べていたので復讐の為か母親ザリガニが夜中に亀が寝ている時に亀を食べてしまったのである。。。まさか水槽の中でそんな恐ろしい食物連鎖が起こるとは思っていなかった私は食べられた亀を発見して泣きそうになってしまった。思わず残っている亀達を家に連れ帰ったのは言うまでもない。


そして食べられることのなくなった子ザリガニ達はどんどん大きくなり、なぜか数匹はアメリカザリガニなのに青色のザリガニになっていた。おそらく太陽の光がなくて赤くなりきらなかったのだとおもう。

子ザリガニ達は大きくなるとお互い共食いをしてしまうので、その対策に困った私は子供の為にと同僚に分けたりしていたがそれでも追いつかず、少しずつ会社の鯉がいる池にこっそり放していたのでした。(^-^;)
(施設管理の人すいませんっ)

とまぁ、こんな訳で水槽のペット達は私が育児休暇の間にわたしの上司OJが面倒を見切れず人にあげたり池に放したりしましたとさ。
きちんと最後まで面倒を見てあげられなかったのが心残りだったのだけど、家にはすでに金魚とヒョウモントカゲモドキの哲がいるし、Grumpy Monkey も産まれるのでこれ以上は無理と旦那に言われ、実家でも亀だけで十分と言われたので同僚と上司に託したのでした。
そして復帰後、会社では「もう、何も飼わないの?」と聞かれますが、「後々また面倒見切れないとかわいそうなので飼いません」と答えながら、『っていうか、普通オフィスでこんなにペット飼いませんよね??』と思わず心の中でつぶやく rieleah ですが、そんな私を見てみぬふりしてくれる会社にはとても感謝してます。(^-^*