沢山の現地の方との交流があって、貴重な時間でした。
最近はシンガポールの日本の音楽好きの若者やミュージシャンたちから話を聞く機会が多く、
中には私より日本のアーティストやサブカル系の音楽に詳しい人もいて、（私自身そんなに詳しくないのですが）とても新鮮。
８０～９０年代には日本の音楽が今より更に流行っていたとのこと。日本のドラマやMステなどのテレビ番組が普通に流れていたので、それらを通して自然に邦楽に触れていたそうなんですね。
だけど今やKPOPのアグレッシブな宣伝に押されてしまい、シンガポールで一番動員数があるコンサートはKPOPか中国ポップスみたいです。
自分のライブでも今回は日本よりもCDを買ってくれる方が多く（現地での流通がないからかな？）、今の時代はみんなダウンロードじゃない？と聞くと、みんな口を揃えて現物を手に取りたい、と言ってくれていました。
唯一CDが売れ続けているのは世界中でも日本だけ、しかもアイドル、という印象でしたが、シンガポールでもフィジカルなものを大事にする文化は顕著なようです。
至る所にユニクロや吉野家があるシンガポールですが、これらの進出と共に日本の音楽の進出も今後チャンスがある気がしています。