「~がきこえる」シリーズ。
または「とラブるトリオ」シリーズ。
やたら長いタイトルが印象的。
この作品はなによりもラーメンが食べたくて仕方がなくなる、その描写!
もう、絶対醤油!昔ながらの中華そばね!
読むと必ず食べたくなるの。
シリーズのどの作品にもお腹が空く描写があって、そこが好きだった。
謎の中国人、ゆーさんと主人公ミキとの恋愛模様より、友だちとの学園生活や日常エピソードが好きだったな。
内容(「BOOK」データベースより)
ミナト夜9時、ヒロイン登場…かな!?おいしいラーメンと、キョーフの事件と。いっしょに、彼はやってきた。友だちだって、恋はライバル。委員長にもマドンナにも、まけられない!ヒロインは、あたしよね、愛しのゆーさん!?
シリーズタイトル
きらめく星空に哀愁のチャルメラが聞こえる (講談社X文庫―ティーンズハート) (1988-07)
港の見える洋館に幽霊の甘い囁きが聞こえる (1988/11)
雪降る街角にビキニな王女のためいきが聞こえる (1989/2)
緑のステージから聖母(マドンナ)とゴジラの絶叫が聞こえる (1989/4)
アクロポリスの神殿に冷し中華の子守唄(ララバイ)が聞こえる (1989/7)
枯葉舞い散る学園に魔法じかけの鐘の音が聞こえる (1989/11)
白銀のゲレンデに聖(セント)バレンタインの嘆きが聞こえる (1990/2)
赤い靴の波止場にサタンのしのび笑いが聞こえる (1990/4)
潮風のホテルに妖しいローレライの歌が聞こえる (1990/7)
チャイナタウンの黄昏にときめきの足音が聞こえる (1990/11)
あこがれの香港に100万ドルの鎮魂歌が聞こえる (1991/08/05)
ギヤマンの赤い光の中でアンコ椿のメロディが聞こえる (1991/12)
月がとっても青い夜ヤンキーの二重唱(デュエット)が聞こえる (1992/4)
ブルーな6月の花嫁(ジューン・ブライド)に逆転の歓声が聞こえる (1993/4)
運命の十字架にセピアな風の音が聞こえる〈下〉 (1993/12)
陽気な椰子の木の下にミステリーな波音が聞こえる (1994/4)
マジカルランドに意地悪ウサギのお説教が聞こえる (1994/7)
情熱の空中ブランコで危機一髪のマラカスが聞こえる (1995/3)
情け無用のキッチンに料理王の雄叫びが聞こえる(1995/7)
ミステリアスな夕空に流れ星のわななきが聞こえる (1995/10)
薔薇色の肖像に一目惚れのロンドが聞こえる(1996/07)
陽気なアジアン・タウンに逆襲の祭りばやしが聞こえる(1997/02)
遥か海の彼方からサヨナラの汽笛が聞こえる〈上〉―とラブるトリオFINAL (1999/2)
遥か海の彼方からサヨナラの汽笛が聞こえる〈下〉―とラブるトリオFINAL (1999/3)