

ブログネタ:
子供の時怖かった物、場所
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トイレが怖かったです。
子どもの頃は、ほんとに、ほんとに夜は行きたくなかった!
正直言って、朝だろうが昼だろうが行きたくなかった!!
なぜかというとですね。
幼い頃、トイレは家の外にあったんです。
公園の公衆トイレを想像してみてください。
そんなふうに、男性用(小用)と扉のついた個室が庭にあったわけです。
トイレにいきたかったら家をでて、靴を履いて、そこまで行かないと用が足せない。
雨だろうと雪だろうとです。
しかも、和式。
そのうえ、ぼっとん便所。
・・・わかりますか?
ぼっとん便所。
イマドキの若い方は目撃したことすらないかもしれませんね。
和式の便器の下は暗黒の穴で、そこには出したものが溜まってるんです。
汲み取り式、と説明したらわかりやすいでしょうか?
汲み取られるまではずっとウンチやしっこや拭いた紙などはその穴に存在し続けるシステムです。
そんな状態なので、当然ニオイもきつい。
ハンパないです。
新鮮な糞尿のニオイも臭いものですが、熟成されたそれらからはアンモニアの刺激臭が漂います。
刺激臭というだけあって、鼻を突き刺すような強烈なニオイ。
刺激で涙が滲むことすらありました。
イマドキのもやしっこは近寄るだけで悶絶することでしょう。
うちの娘なんて公衆トイレでは便意が引っ込む現代っ子なので、ぼっとん便所なんて論外でしょうね。
だからね。
「夜のトイレ、暗くてこわ~い!」
なんてほのぼのした恐怖じゃないわけですよ。
行くことも恐怖だし、そこで用をたすのも恐怖なんです。
なにしろ、出すものを出すのにも技術がいります。
うまくやらないと「オツリ」がかえってくるのです。
「オツリ」・・・なんだとおもいます?
泥沼に石を落すと、ぼちゃんという鈍い音とともに飛沫がとんできますね?それです。
暗黒の穴に溜まる地獄の汚泥のカケラです。
いまとなってはどのようにソレを回避していたのか(悪夢の記憶過ぎて)くわしいことは忘れてしまいましたが、めったに「オツリ」をもらうことはなかったのです(おそらく必死に回避していたのでしょう)。
が、たまに失敗すると物凄く落ち込みました。ブルーになるなんてもんじゃなかったです。あの嫌な感触はほかのどんなものにも変換できないと思います。
そのように用を足しても、最後まで気が抜けないのがぼっとん便所です。
そこには地獄に通じる穴があるわけです。
便器サイズの穴、ふつうの大人ならまあうっかりしたって落ちません。狭いですからね。
しかし、子どもには危険な大きさです。
下手したら落ちちゃうんじゃないか?と思うわけです。
たぶんすっぽ抜けるほど大きな穴ではなかったとは思いますけど、子どもですから本気でおびえているわけです。
糞尿の溜まったぼっとん便所に落ちて溺れる・・・誰だってそんなめにはあいたくありません。
そんな恐ろしいトイレ。
これが水洗式にかわったとき、どんなに嬉しかったか!!
もう言葉にはあらわせないような感激でした。