紀元2600年のプレイボール 大和和紀 | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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わけのわからない設定だなあ。




江戸時代をひきずるサムライ気質のひとたちが、なぜか野球をはじめて甲子園を目指すという。




このひきずってるっていうレベルが半端じゃない。




青葉藩・・・




廃藩置県はどこへ?お城にお庭番に町人に、の不思議な町。


昭和になっても江戸の気風を町ごと残してる。権限なんかなくてもお殿様を奉ってる。




そんなひとたちが、弱小藩でも弱小じゃないってことを証明するために野球をする。






よくこんなこと思いつくよね。


創作するひとというのはスゴイ。




そこに恋ありスポ根あり、そのうえ戦争まで絡んでくる。




なにがすごいって、こんなヘンテコ設定なのになぜか感動のラストで締めくくられている。








故郷青葉市の藩主として迎えられた弱冠16歳の竹千代くんは、時代錯誤なヤツら相手に悪戦苦闘の毎日。だが、ここでひきさがっては男がすたる。時代にのりおくれた弱小校・青葉学問所を、若さまの名にかけて、1年以内に全国的な有名校にすると宣言。ナゾのアメリカ人おハナはんを監督に、甲子園めざして野球チームを結成するが……。

昭和初期を舞台に描く、爆笑青春ラブ・コメの名作!!




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