自殺島 1 森 恒二 (著) | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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ナイスアイデア!


と思ってしまった。







Post DATE: 2010/07/29

価格:¥ 540

発売日:2009-08-28

よくよく考えてみれば理に叶っているかもしれない方法

自殺常習者を島流し。社会に不適応な人を排除する思想はいただけないが、サバイバル物になっていてためになる。

地味に普通の漫画

現代の姥捨て山。ぬくぬくと生きてるお前らに理解できるのか?

意欲的で実験的な設定




























自殺島。





20XX年急増する自殺者の医療費や社会復帰支援費用を支えきれなくなった日本政府はある制度をはじめる。


自殺常習者をまとめて島流しにして社会的には死亡したことにしてしまうのだ。




主人公の『セイ』は自殺常習者で何度も自殺を繰り返していた。

ある日運ばれた病院で医師に『生きる権利』を放棄する書類を渡される。

『これで楽になれる』そう思って眠りについた彼が目を覚ますとそこは見知らぬ島。周りには同じ自殺常習者達。そして立て札にはこう書かれていた。



『あなた方は日本国のあらゆる権利を有さず義務を負わない。』

そこはこう呼ばれる・・・『自殺島』






てなわけで孤島に放りだされた自殺未遂者たち。


初志貫徹(!)してすぐ自殺する人、なかなか死に切れない人、自暴自棄になる人、生きる方向でがんばってみる人・・・・・・




とにかくライフライン(水道・電気など)の設備のない島で、死なない限りは生きなきゃいけないわけで、生きるためには衣食住が必要になるので、自然とサバイバルの様相を呈してくる。




わたしはサバイバルモノが大好物!




サバイバル生活の描写だけで満足なんだけど、設定もステキでとっても好み。


これ、実際にやってみたらいいのにねー




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