叶恭子・トリオリズム | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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叶姉妹というのはなんなんでしょうね?
一発屋かと思いきや、そのへんのタレントよりずっと安定した人気を誇っています。

そんな叶姉妹の真実(?)を赤裸々に描く暴露本の香り漂うエッセイです。

価格:¥ 1,365
発売日:2006-01-12

ちょっとだけ立ち読みした。
うーん・・・スゴイね。

内容は、基本的に日ごろバラエティなんかで話していることをもう少しオープンなカタチにしているだけなのでどうということもありません。
(そう感じてしまうわたしの価値観がイカレてる可能性は大きい)

エロいっちゃあエロいし、ゴージャスだけど、いつもそういう芸風なので意外性はありません。テレビで学習している成果といえましょう。

日本って性的なものに(露骨に言えばセックス関連に)寛容なんだなぁと思います。
過去も現在も売春しているとこうまではっきりと公表し、その気配をムンムンさせてる肢体(おもにでかいおっぱい)をほとんど裸か?!というレベルで露出させている叶姉妹。

彼女たちを見ていると古代の巫女を思い出します。

古代、人々を癒すのはシャーマン(巫女)でした。
そして巫女は同時に娼婦であることも多かったそうです。
清浄なものと穢れたものは紙一重。
超越者は、フツウの人間の判断基準とは遠い世界にいる・・・
畏れ尊び、侮蔑しつつ、ほんのり遠ざける。

いつも嫣然と微笑む余裕たっぷりの恭子さんは俗世に塗れすぎることで逆に浮世離れしているようです。

叶姉妹の人気が衰えないのはそんなところに原因があるのかもしれません。
・・・考えすぎでしょうか?


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