川端康成の「眠れる美女」・・・これはエロチシズムです。まさに。
俗っぽい表現で説明いたしますとですね。
勃たなくなったオジイサンが睡眠薬で眠らせた若い娘(わかいムスメ)と添い寝するってゆーだけの話です、基本的には。
小説ですのでイロイロあるわけですが、もうこの設定がエロい!
で、表現が文学作品なもので美しいんですよ。それがまた輪をかけてエロいんです。
若い肌のぬくもり、やわらかさ、なまなましさ・・・・
萎びてカサカサの骨ばったジジイの手が、それをいとおしげに撫でさするんですよ。
しかも触られているほうに意識はないんですよ。
ああ・・・エロい!
こんな設定を思いついたってゆうだけで川端康成はムッツリスケベ確定といっていいでしょう。ノーベル賞作家だけど。わたしの中ではカワバタといえば「眠れる美女」なので、カワバタはエロい!とゆう印象なのです。
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