シフトインジケーター with Ninja400R | ライコランド埼玉店 PITのブログ

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ライコランド埼玉店のPITブログへアクセス有難うございます!! ブログを通じて沢山の方にオートバイをカスタム&メンテナンスする楽しみやコツなどを伝えていければと思っています。目標としては「お客様自身がPIT内に一歩入った」感じのブログと思っております。

みなさんこんにちは。ピットスタッフのBonnyです。
今朝、目が覚めたらしんしんと雪が降り積もって景色が綺麗だな、と思った直後。出勤方法とその後の雪かきを想像してもう一度布団に戻りたくなってしまいました。案の定、靴の中をびしょぬれにしながら雪かきでした。今も濡れた靴下に気を取られながらこの記事を書いていますしょぼん
その雪もひと段落ついたようで、外は小降りの雨に変わってますね。後は明日の朝、路面が凍結していなければ幸いなのですが、どうなるか・・・?まぁ明日になりゃ分かるか。
みなさんもスリップにはお気を付け下さい。

さてこんな天気ですから、本日バイクでご来店のお客様もほとんどいらっしゃいません。
なので過去に作業した車両をご紹介したいと思います。ちなみに、撮影したのはしばらく前ですが、このブログで紹介するのは初めてのはず。

カワサキ伝統のライムグリーンを身に纏ったニンジャ400Rです。どーでもいい話ですが現行のこちらはRが付きまして、ひとつ前の型はRが付きません。250は現行がRが付かず、前のモデルはR付です。ナンデカナ?
ともあれこの車両、オーリンズサスやSP忠男のサイレンサーなど、押さえるべきところをしっかりと押さえたカスタムが既に施されています。少なくない走行距離でしたがコンディションも良好。オーナー様が愛着を持って維持しているのが見て取れました。
こういった車両を手掛けさせて頂けるのは本当に有りがたい話です。
話が脱線していますが本題。
今回取付しますのはシフトポジションインジケーター。標準装備の車両も増えつつある便利システムです。これでコーナー脱出時にギヤが有って無くて失速、なんて事態を回避できます。

取付する商品はこちらのプロテック製、車種別専用設定品。

現行各社の主要モデルをカバーする充実のラインナップが魅力です。もちろん適合の無い車種でも装着は可能ですが、オプションパーツが必要だったり配線を一本ずつ調べたりと結構な手間がかかるものでした。それが車種専用品では基本的に本当にボルトオン、どちらかと言うとカプラーオンで装着できるのです。更には車種データがセッティング済みですので、インジケーターにギヤやスピードの情報を覚えさせなくても大丈夫。店舗ではレーシングスタンドの上で入力していましたが、結構エンジンを回すのでかなり気を使う作業だったんですよ。

着座姿勢から見わたすコクピットですが、説明書には装着位置のアドバイスがしっかりと記載されていますので素直に従います。今回はデジタルメーターの下側、キーシリンダーの斜め上辺りに取付しますよ。

メーターにアクセスするべく、先ずはスクリーンを外します。ネジは4本なので楽勝。と思いきや、

2本ずつ長さが違います。重なるパーツが多ければ長いネジ、少なければ短いネジ、その長さになるのは当然理由が有ってのことなので、必ず元の位置に戻すようにしましょう。これが入れ違いになっている車両も結構見かけますからね。またもし間違えたとしても必ず全部のネジを付け忘れないように注意しましょう。ここで軽量化を目指しても意味が無いですから。

で、スクリーンを外しましたらメーターとカバーが見えてきます。このカバーを外せば作業はそこだけで済んでしまいます。で外すんですが、こいつはネジで止まってません。最近のマシンならではのパーツで固定されています。

カバー両サイドの上辺りにあるこのパーツ、「プッシュリベット」とか「トリムクリップ」とか呼ばれています。ビッグスクーターが流行りだすのと同じ頃にバイクにも導入されていったような気がしますが、慣れないと外し方、付け方がまるでわからん厄介なやつでした。いや、今は慣れたもんですけどね?

肝心の外し方ですが、真ん中をこのように一段押し込みます。けっこう硬かったりするのでボールペン位だと折れたりしないか心配です。自分は先端を丸めた細いマイナスドライバーを使っています。

そうすればこのように外せるはずです。勢い余って中のピンまで飛ばさないように注意して下さいね。

2本外せばメーターの裏側が見えてきます。ちょうどメーターに繋がるカプラーが中央に。

こんな風に防水カバーの中にメータカプラーがしまわれています。

そいつを抜いてシフトインジケーター付属の専用ハーネスをメーター⇔カプラー間に割り込みます。

カプラーむき出しでほこりや湿気が怖いので、これまた付属のスポンジシートを巻き付けて保護します。真ん中のビニールテープを巻いたギボシ端子は12Vアクセサリのサービス配線です。他の電装品を取り付ける時の為のプロテックさんの優しさですね。

シフトインジケーター本体はこの位置です。数字がバッチリ光りますので視認性は抜群です。

本体からのハーネスを先ほどの割り込みからのカプラーにつないで、余った長さのハーネスをまとめて固定してしまえば取付そのものは終了です。先ほどのメーターカバーとスクリーンを元に戻せば完成!

ですがここで先ほどのプッシュリベット装着方法とまいりましょうか。抜き取った時はこのようなカタチをしているはずですが、

取付時にはこのカタチにしてあげましょう。

カバーを所定の位置で押さえたらリベットを差し込みます。穴位置がずれていなければ素直に刺さるはずです。合わせ方がまずかったり、カウルが歪んでいたりすると刺さりにくかったりしますので少しでもスムーズに入る場所を探して入れて下さい。

最後に真ん中をポチっと押しこめばOK。これでカバーは固定されました。

カウルの内側でこのように広がって抜け止めになっています。プッシュリベットにもイロイロ有るのでこの脱着方法が通用しないのもいますが、無理は禁物なのは共通です。相手はちっちゃなプラパーツなので、簡単に壊れます。古くなったものもプラスチックにしなやかさが無くなってて折れやすくなっています。走行中の振動で折れたり無くなってたりもしますから、そんな時は新品に買い替えてあげましょう。

さて肝心のインジケーターですが、あのコンパクトなボディでかなり賢いことをやっています。割り込みカプラーから取出しているのはプラスとマイナスの電源と、スピードとエンジン回転数の信号ですが、これを計算することで現在のギヤ数を表示する訳です。
なのでゼロからのスタート直後は表示までにどうしてもタイムラグが有りますし、半クラッチ時は表示がおかしくなることも有ります。いずれも仕様なのでトラブルでは有りません。恐らくはスタート直後は見る必要もないでしょう(シフトアップする頃には正常作動してます)し、半クラッチ操作時にメーターを観る必要も余裕もないでしょうから、まず問題にはならないでしょう。
そんな些細なことよりも、今現在のギヤが何速なのかが一目で分かるというメリットは変えがたいものでしょう。これまでにギヤポジションで悩んだことが有る方は是非一度ご検討下さい。
それでは本日もライコランド埼玉店ピットブログをご覧下さり有難うございました。


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