人々の風景(その55) | ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活

人々の風景(その55)

 「人々の風景」シリーズ、第55回目です。毎度毎度、この種の写真を撮るのは楽しいです。快く撮らせてくれるので苦労はありません。このシリーズを通じてニカラグア人の素朴な生活を感じ取ってもらうことが狙いです。


 これはニカラグアではお馴染みの風景、草野球です。けっこう本格的にやってます。上の方の繁みはマンゴーの巨木の繁み。ポタポタ落ちています。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-草野球
 これは何処の街だっただろうか。多分、レオンだったと思います。何処の街も露店商がいっぱい出ていますが、やはり大木の木陰は商売の一等地のようです。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-街頭の露店
 子供たちに「写真を撮るから並びな」と言うと、こうして真面目に座りました。全く擦れたところがない。場所はニカラグアのかなりどん詰まりの村で、子供たちの容貌もちょっと先住民の要素が混じっています。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-子供
 これは何をしている光景だと思いますか?植物の長い葉っぱを編んで、色々な形の物を作っているのです。よく見かけるのは葉っぱで編んだ虫、鳥などです。これを観光客に売るわけです。出来上がった作品を写真に撮っておけばよかったけれど、撮るのを忘れてしまいました。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-草編み
 ニカラグア在住の方ならこれが何処かすぐにお分かりのはず。グラナダのサン・フランシスコ修道院跡です。今は普通の教会ですが、セマナ・サンタのある一日、ミサが終わって信者たちが外に出て来るところです。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-ミサの終了
 これは何をしているところでしょうか。実は、こんな所で食べながら教科書を開いて、何かをメモして勉強しているのです。何もこんな所でやらんでもとは思いますが、この方がはかどるのか、家にゆっくり勉強する場所がないのか。ちょっと書いているものを覗かせてもらいましたが、作家とその小説の題がいっぱい羅列してありました。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-勉強
 右のおっさんは豪快に食って、左の爺ちゃんは慎ましく食べています。週末のある海辺に来ていた家族の昼食風景です。何の設備もない海岸ですから、昼食は全て自分たちが持ってきたものです。ちょっと見には、腹を壊すんじゃないかと思うような食事ですが、多分、今のリカルドおじさんなら平気でしょう。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-行楽の昼食
 いやぁ~、頑張ってますなぁ。男性がいかに巨体とはいえ、抱かれている方もニカラグア女性の典型のように巨体ですよ。実に微笑ましい。お二人に幸あれ。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-巨体カップル
 これはマナグア郊外のサン・マルコスという街の一角です。ちょうどこの街を通りかかった時、フィエスタ・パトロナル(守護聖人祭)に出くわしたのですが、ある場所に長い行列ができていました。こういう時は必ず何か食事や食料を振舞っている時なのです。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-祭りの振る舞い
 上記の行列の先頭の家の中を覗いてみました。案の定、食事を配っています。これは祭りの今年の当番幹事になった家のいわば義務なのです。大鍋に入っているのは「インディオ・ビエーホ」というとうもろこしの粉を主体にしたニカラグア版カレー(カレーの味はもちろんしません)ですな。普通はポージョ(鶏肉)などを入れますが、多分、炊き出し用は節約のためポージョなどほとんど入っていないでしょう。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-祭りの振る舞い
 これもサン・マルコスの守護聖人祭の光景。祭りになると組み立て式の観覧車やメリーゴーラウンドを祭りの街や村に持ってくる業者がいます。まぁ、見て下さい。もし、日本人が日本からここに直接やって来てこのメリーゴーラウンドを見ると、ちょっと悲しくなるでしょう。これが先進国の遊園地のものなら飾り立てられたコーヒーカップですが、途上国、それも最貧国の移動・組み立て式メリーゴーラウンドとは鉄板の椅子です。リカルドおじさんはこういう光景にはもう慣れましたから、別に何とも思わなくなりました。それにしても何でこんなものにおっさん2人で乗っているのでしょうか。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-メリーゴーラウンド

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