グラナダのビーチ・クラブ: Mombacho Beach Club | ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活

グラナダのビーチ・クラブ: Mombacho Beach Club

 今日はグラナダ(スペインじゃありませんよ!ニカラグアのですよ!)にもビーチ・クラブがあるというお話。


 普段、漫然と街を歩いていても気付かないのに、少し意識して気をつけて歩くと、「ここにこんなものがある。あそこにあんなものもある」と気づくことは多いと思います。

 12月6日(日)、リカルドおじさんはグラナダの街をいつもより注意しながら歩きました。すると、ある建物の前に下の写真の看板が架かっていたのです。

ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-ビーチ・クラブ入口

 「Mombacho Beach Club」(モンバチョ・ビーチ・クラブ)と書いてあります。「はてさて、モンバチョとはグラナダの街から見える火山の名前だけれど、グラナダでビーチというからにはニカラグア湖の湖岸のことだろうか、それにしてもあんな汚い湖にリゾート・クラブがあるとも思えないが」などと考えながら、一体何処に所在するのかと思って看板に書かれた住所を見ると、何のことはないこの建物のある場所ではないですか。

 ということは、この建物の中に入っていくと看板の写真のようなプールがあるのだろうと思い、生来、好奇心の強いリカルドおじさんは興味本位で中に入ってみることにしました。看板には「入場料おひとり様100コルドバ(450円)」とも書いてあります。別にプールに入るわけでもないのに、ちっと高いなとは思いましたが、好奇心の方が勝ったのです。


 入口には女性が居て、彼女にちょっと入っていい?と尋ねると、「でも、100コルドバかかりますよ」と云われてしまいました。どうも、リカルドおじさんの人相風体から、100コルドバも払えないだろうと判断したようでした。「もちろん、そのくらいは払いますよ」と云って支払い、入ろうとすると、「お名前は?」と尋ねるのです。

 リカルドおじさんは、例えば役所に何らかの手続きに行ったのならともかく、こんな場所に入るのに本名を名乗らねばならないことに多少抵抗を感じるので、このような場合には、いつも次のように笑いながら答えることにしています。


 Soy fulano de tal. (ソイ・フラーノ・デ・タル)


 さて、ここで久しぶりにリカルドおじさんのスペイン語講座です。


 「フラーノ・デ・タル」というのは「何の何某」という意味で、名前がよく分からない人物、あるいは敢えて本名を示さないために、「某人物」という表現を取る場合に使います。ここでは「私は某人物」ですと云ったわけですが、もっと日本語的に訳すと「僕は名無しの権兵衛です」とでもいうニュアンスでしょうか。

 これを聞いて受付の彼女も大笑い。「はい、フラーノ・デ・タルさんね」と帳面に記入していましたから、何のことはない、そもそも名前など真面目に尋ねるつもりはないのです。


 そして建物に一歩入って驚きました。京都の町屋も真っ青、間口は狭いが奥行きがとてつもなく長いのです。はるか向こうの方に何か見えます。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-奥行きの長い建物
 奥まで行くとやはりプールがありました。これが「モンバチョ・ビーチ・クラブ」の正体です。ニカラグアがいくら暑いといってももう12月ですよ。それでもこうしてプールで泳げる暑さなのです。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-プール
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-プール
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-プール
 プールの一角にバー・カウンターもあります。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-バー
 プールで泳ぐ目的で来たわけでもないし、このバーでグアバ・ジュースでも飲んで立ち去ることにしました。

 因みに、まだ未完成ですが、ここに27室の部屋を工事中で、完成するとホテルにもなるそうです。
ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活-グアバ・ジュース

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