リカルドおじさんは神出鬼没
昨日、北方の山中の温泉に浸かっていたと思ったら、本日は漁村に出没です。リカルドおじさんは神出鬼没。
刺身が食べたい、ニカラグアの漁村が見てみたいという青年海外協力隊の隊員さん数名と、10月4日(日)、いつも魚の買い付けに行くカサレス海岸に降りてみました。お目当てはやはり生きたロブスターです。しかし、今日は不作。生きたロブスターは全くありません。
魚の集荷所で選別する光景を見学しました。今日はほとんど鯛ばかりです。
しかし、カツオとヒラメを手に入れました。よって本日はカツオのたたきとヒラメの刺身です。今回、リカルドおじさんは日本から出刃包丁を持ってきていますので、それを使って隊員さんが捌いてくれました。
ヒラメは大きくはありませんが、ニカラグアでは常に天然ものしかありません。
たたき用にカツオを捌いています。
本当はワラの火であぶるのでしょうが、それはここでは望めない贅沢です。表面が焦げると氷水で締めます。
そしてこのように刺身とたたきの完成です。
当初は美味いと感じたこともあるニカラグア料理も、しばらく食べているともうジャンク・フード以外の何物でもなくなります。それでもそれしかないから毎日食べております。たまには日本料理を食べたいと思っても、食材さえ店では手に入りません。ならば、こうして海に降りて魚を調達し、自分たちでひっそり食べるより仕方がないのです。
ニカラグアのような辺境に住んでいると日本人はみな同じ想いでしょう。生活条件の厳しい国でサバイバルしている点は、リカルドおじさんも隊員さんも同じで、みな戦友です。
今日はどうもありがとう。
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