Nobody is here【受賞作】
おはようございます!!
今日は長野、かなり暑くなるそうです!!なんだろこの暑さ。。。昨日はバイト先、混みました~!!とりの日だったし、土曜日だったし、クーポンが入ったからね。
今日も夕方から頑張るぞ(。・_・。)ノ
一つ前の記事に、たくさんのコメントありがとうございますm(_ _ )m
受賞した作品はこちらです↓↓↓クリックでアップ!
携帯の方は、見づらいかな?
草原にある、公園の絵です。
B2の板に直接描きました。空はアクリル、草原は板の色をそのまま残して、ペンとマーカーで、草を表現しました
。
私の絵の学校、講談社フェーマススクールズで主催しているアートコンテストに出品しました。
そしたら、驚くことに、奨励賞をいただきました!!!!!
このコンテストは、浅葉克己アートディレクターが審査委員長を務めています。
おと年までは、トリックアートで有名な福田繁雄さんが何十年もずっと審査委員長を務めていらっしゃいましたが、お亡くなりになったので、今は浅葉克己さんがされています。
他にも、画家の佐々木豊さん(この間、山口晃さんと講演会をおこなった、あの方です)や、わたせせいぞうさんや、かいけつゾロリの作者の方なんかも、審査に加わっております。
かなりの著名人の方々が審査をされているこのコンテスト、まさかまさか、自分が賞をいただけるとは、思ってもみませんでした。
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この「Nobody is here」は、確か、4月から5月くらいにかけて描いた絵です。
ちょうど、スランプでもがいてもがいて苦しいときに、ふと心に浮かんできた風景でした。
広い広い草原にある公園。でも、だれもいません。
あるのは、空気や風、広い広い空、永遠にずっと広がっていく大地。。。
遊ぶ子どもたちの声が聞こえてきそうで,空に吸い込まれて消えていく。。。みな、どこへ行ってしまったんだろう。。。
しんとして、静かで穏やかで、寂しくて優しい場所。見たことない、心の奥深いところにだけ存在する場所。
この絵を描いているとき、変わっていく自分が怖くて、新しいことが怖くて、正直かなりつらくて、泣いて描いた(・・;)
だって、それまではただただ手が描きたいように描いて、描くのが楽しくて楽しくて、楽しいから描いてた。ずうっと、それは変わることなく続いていくんだと思ってた。
でも突然、描けなくなって。。。
でもスランプで変わった。
もっと深いところ、心の奥深い世界を感じるようになった。
決して明るいところではなく、ネガティブというか、不安というか、生きることによって死に向かっていくこととか、永遠ってなんだろ、とか、なんだか考えれば考えるほど分からなくなる世界がありました。
こういう世界のことを考えながら描いてたから、なんだか怖くなって、どんどん深い世界に入りこんでいくのが怖くて、夜になると一層そのことを考えながら描きました。で、涙出てくるんです(最近やけに涙もろくなった、年とった^^;)
でも、それが絵になったとき、なぜだかすっごく幸せだったんです。
賞を取れる自信なんて、本当になかった。むしろ、ポツンと寂しい絵だから、「寂しい絵だね」でおわると思ってた。でもその一方では、自分の想いをごまかすことなく素直に描き表せた、という自信というか、達成感みたいなものはものすごくありました。
4枚出品したけれど、この絵はその中でも一番心の奥をうまく表現できたと思った、すごく大切な絵です。
今のプロフ画像の私の後ろには、この絵が置いてあります。公園の部分は隠れてますが、私にとってすごく大切な絵なので、一緒に写っています。
描いてるときは精神的に本当につらかったのですが、絵が出来上がったとき、本当に幸せでした。幸せと言うよりは、今本当に描きたいものを見つけられた嬉しさというか、やっとスランプを乗り越え自由になれた開放感というか。。。
不安とか死とか、生きることとか永遠とかを考えると、すごく描きたくなる。描かずにはいられないんです。
また絵も少しずつ変化していくと思います。
変化しなかったら、つまらないし成長してない。
突然、虫を題材に描き始めるかもしれないし、絵ではなくガラス作りを始めるかもしれない。
自分にも全く分からない。
とりあえず、今、心から表現したいと思うものを、創り上げて生きていきたい。
受賞作品は、10月から東京、愛知、兵庫で展示されるので、良かったら見にいらしてくださいね(^-^)
詳細はまたアップします!!