料理教室&BistrotRIANTのメールマガジンです。
料理人・川名克典の料理セミナーでは伝えきれない
技術の裏に隠されているものを書いています。


それは、料理と人生をおいしくする秘密そのもの・・・。


  三十度になるとこんなに涼しい。
  今朝も、涼しいと感じて目が覚めた。
  
  寝ぼけ眼で、キッチンへゆき小鍋に水をたっぷりと注ぐ、鍋の
  縁まではあと二センチぐらいあるから、そこに牛乳をこぼれな
  い程注いだら火にかける。


  色づく程度のネスカフェとぐるりと円を描く様にハチミツを加えた。


  後は、ノートパソコンのスイッチを押して真っ白い画面になるの

  を待つ。
  僕のモニターには、背景、いわゆる待ち受け画面が設定されて
  ない。飽きてしまうから・・・。
  
  
  何も無いと・・・。
  何もない。


  何も無いと・・・。
  

  何もある。



  メールボックスをあけると五十通ぐらい流れ込む。
  このところ一段とスパムが増えている。
  みんなよくやってくれる。

  何処で僕のアドレスと入手するのだろう?
  何処にでも僕のアドレスがあるのだろう。


  嫌なヤツは解除ボタンが無くて・・・。
  「これこれしかじかに連絡下されば、解除します」ってふざけた
  ヤツ。(笑)


  赤の他人それもスパムメールを送る人と交信するなんて・・・。
  みすみす僕のアドレスが存在することを教えてしまう。

  そう思っていたら、「まぐまぐ」さんなんかの大手をのぞいて、
  解除ボタンも怪しくなってきた。


  だって、解除する度にスパムが増えたように思えるのだから。
  最近は解除ボタンも使わない。

  仕方がないから、プロバイダで一つフィルターを付けて・・・。
  このPC上で一つフィルターを付けて・・・。

  削除する送信先。削除する件名、特定の言葉の入ったメール。


  それでもしっかり入ってくる。
  これ以上、フィルターを強くすると友人知人からのメールも
  ふるい分けられる。

  現に、自分で自分に送信している僕のメルマガが振り分けられ
  て、手元に届かない。

  文章ではなく、PRのところでひっかかってしまうから・・・。


  僕は風俗系の言葉、競馬系の言葉、FX系の言葉を片っ端から
  フィルターしてしまっているから・・・。

  例えば僕のメルマガに、競馬系のメルマガの宣伝がくっついて
  いると、削除されてしまう。

  僕のメルマガのお師匠さん、吉江勝さんのメルマガもまぐまぐ
  さんから配信されているから(そうじゃないのもあるけれど)
  いつの間にか削除フォルダにたまっていたりする。


  メールボックスだけでなく、だからこのところ削除フォルダを
  必ずあけることにした・・・。
  本当に凄いことが起きている。

  特に多いのが、横文字メール。文字化けメール・・・。
  みんなUrlが青い下線付きで入っているけれど、クリックして
  しまうんだろうな・・・。



  現実のDMが減らないのと同じに、メールでのDMも減らない。
  おれおれ詐欺のように、実被害が増え始めたら、どこかに迷惑
  メール撲滅機関が出来て、DMをそこへ転送すると調査してくれ
  る様になるのだろうか?




  陽が高くなって、気温が上がってきた・・・。
  まだまだ、寒くなるには時間がかかるのかも知れない。
  今月の料理には都合がいい。


  今月の前菜は、八月の熱い最中に作ったから冷たい前菜だ。
  暑い日には凄く美味しい。


  身体にも優しい。
  緑黄色野菜を求める人にピッタリだと思う。
  ワインのつまみ系でもあるし・・・。
  パンを食べたい人にも向いている・・・。
  
  勿論そのままをゆっくり舌の上で楽しむのも良い。

  この暑さが丁度良い。
  最終クラスは二十八日・・・。
  寒いようなら、暖房でもつけるか。(笑)


  そしてアッという間にその日が来るから、今月は早めに来月の
  料理を考えておこう。

  いつも思うのは、今月のように気が利いて、簡単で、お洒落で
  旨い料理が出来るだろうか?
  ということ。


  出来上がるまで安心できない。
  出来上がってチョット安心したら、また翌月の心配が始まる。
  心配の方が百倍も千倍も長い。(笑)


  でも、出来上がった一瞬間の安らぎは・・・。
  何日も何日も続く長い心配をいやしてくれる。
  ちゃんとバランスが取れている。


  だから続けられる。


  そして僕は、その一瞬間の安らぎが欲しい。
  その一瞬間の安らぎのために、何日も心配している。
  そして、その一瞬間の安らぎが僕の生活の中で「最高の幸せ」だ
  と知っている。


  何故なら、出来上がった瞬間以外の総ての心配がその一瞬間と
  釣り合っているからだ。

  人から見らた取るに足りない、いや足りなさすぎる幸せだろう。


  でも、僕は気づいたことがある。
  僕にとって幸せとは、絵に描いた餅ではない。
  ポスターや写真になっているものでもなく。
  其処此処に売られているものでもない。


  僕にとって、僕の心配や、苦しみ、忍耐・・・。
  それらに対応するもの、そのバランスを取れるものこそが幸せ
  だと言うことを・・・。


  それが一瞬間の安らぎ。
  それ以上のものは、無い。



  お産の話を聞いた。
  叫ぶような陣痛がくる。
  そして、その後天国とも思えるような安らぎが来るという。
  しかし、また気も狂わんばかりの陣痛が襲う。
  陣痛は、その後訪れる安らぎとバランスが取れているのだろう。
  何処か似ているようにおもう。



  一瞬間の安らぎ
  それが欲しいから、また心配する。

  君が、心配や不安から解放されない理由も其処にあるのかも知
  れない。



  君にとっての幸せは、何だろう?



今日も、新しいインスピレーションを求めて・・・。
引き寄せる一日でありますように。 (^ー^)v


そして・・・

いつも 「ありがとう」

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