映画に登場するアマチュア無線 | RFF無線日記

映画に登場するアマチュア無線

日曜日の今朝は,普通に起きて,今日もNHKラジオの「なぎら健壱さんの『あの頃のフォークが聞きたい』」を聞きました。そして,PCの電源を入れ,CALSAT32を起動しています。

ま,3連休のおかげで,普段どおりの生活に戻っています。


携帯電話のリチウム電池も,今のところ順調に動いています。

ま,これは,夕方にならないと答えが分かりません。


昨日,友人のyosi0605 さんと交信していたら,映画の話題になりました。

(※この0605って,いかにもアマチュア無線家って感じですよね。気仙沼市在住の方です。)

実は,ここ数年の余暇の過ごし方に映画があります。


時間ができると,映画館に行って片っ端からはしごして見てきます。

主に,邦画を見てきますが,感動するものもあれば,無駄な時間を過ごしたと感じるものもあります。

でも,一つだけいえるのは,どの映画を見てもよくできているなぁ,ということです。

見て,失敗したと思う映画はほとんどありません。どれもそれなりに楽しめます。


で,yosi0605さんとの話題は,映画に出てくる無線機のことです。

映画を見ていると,アマチュア無線や無線機が出てくることが結構あります。


最近では,「ハッピーフライト」という映画を見たのですが,飛行機の映画ですので無線機が登場します。

また,パイロットと地上の交信の様子もありますので,エアーバンドの様子も出てきます。

エレベーター,ラダー,フラップなどという言葉も出てきます。

飛行機や無線系のオタクにはたまらない映画でした。

ただし,話の展開とは別にそういうことを喜んで見た人はかなり少ないと思います。


で,無線機が登場すると,エンドロールでメーカーを確認します。

ハッピーフライトの場合は協力のところに「ユピテル」とありました。

ちょっと意外なメーカーでした。(ユピテル関係者の方,この記事を読んでいたらゴメンナサイ)

そっか,ANAが使っている無線機はユピテルなんだ,と思いました。


ちなみに,これまで,私が見た映画の中に登場してきた無線機関係について書いてみます。


最もインパクトが強かったのは,ミッドナイトイーグルという映画に出てきたアマチュア無線です。

これは,冬山でアマチュア無線が出てくるのですが,主人公が使っていたのは,YAESUのハンディ機,VXシリーズでした。

コールサインもJP0なんたらとはっきり言ってました。このJP0のプリフィクスを使うなんて,通だな,という感じです。この映画はエンドロールにバーテックススタンダードのロゴがありました。

そっかYAESUじゃないんだな,と改めて感じました。


海猿でもハンディ機が活躍しますが,これはJRCでした。官公庁には強いのかな。

というよりも海関係はやはりJRCなのかな。


今年話題の「崖の上のポニョ」にもアマチュア無線のシーンはあります。

主人公の少年の父親は船乗りです。で,奥さんとはアマチュ無線で交信します。

気仙沼にはよくある光景です。

ただ,ちょっと笑ったのは,夕方になると,奥さんが物干しの台のようなものについているアンテナを引っ張り出すのです。しかもV型ダイポールアンテナです。

で,いきなり旦那様を呼ぶのですが,相手のコールサインは言いません。奥さんのコールはJA4LLでした。

無線機も出ます。IC-7000を丸くしたような無線機で周波数は50MHz帯でした。

このIC-7000はよく描けてました。でも6mでV型DPというのも変な組み合わせです。

しかも,モールスはめちゃくちゃでした。

奥さんが「BAKA A A AAAA」と叫ぶシーンがあるのですが,これだと終わりの方は

・- ・- ・- ・-になるのですが,映画ではそうではありませんでした。

ま,ファンタジーですから,そういうことに目くじらを立ててはいけないのかも知れません。

でも,スタジオジブリ関係者にアマチュア無線をかじっている人はいなんだなぁ,と思いました。

光で父親と少年が会話するシーンもありましたが,モールスとはほど遠いものでした。