スカートを履いて | 救済ブログ

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 学校では年に一度の文化祭の準備で賑わってた
僕達のクラスは喫茶店をする事になった。

 僕は抵抗したけどクラスの女子達が面白がって僕を女装させた

 なぜかミホチが一番面白がって自分のスカートを貸してくれ、上から白いエプロンを着けた


  ミホチに言われるまま椅子に座って机を挟んで彼女が座った

 彼女は勉強机の横にかけてる鞄から小さなピンク色のポーチを取り出し机の上に置いた。

 ポーチの中には沢山のメイク道具が入っていて、彼女は真剣な表情で真っ直ぐ僕を見て、冷たい氷柱で突き刺す様に「動かないで」と言った。

  僕の中のミホチは、いつも可愛く笑ってるイメージなだけに、彼女の鋭い声に心臓をつら抜かれ微動だに出来なくなった。