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誰に向けてか知らんが、誰かに話したい映画話。

最近、夜中に前後編に分けて放映されている大作映画『クラウド・アトラス』。

マトリックスの監督の映画だったので、マトリックスファンとしては気になっていたんだが。おれも去年観た。

6つの異なる時代が絡み合いながらそれぞれストーリーが進行してく、というのが一番の見どころで。

メッセージの芯としては、『マトリックス・リローデッド』でいうところの「今の君の選択が、未来を決定してゆく」というところか。

けっこうなチャレンジをした映画だったので、長いけど一見の価値はあったわけで。

ただ、観てる側としては、6つのストーリーが終結してゆくことによって、「そういうことだったんか!」と意外な事実が明らかになるのを期待しちゃって。

そういった、謎が解明してひとつの答えに繋がってく感みたいなのが案外無く、けっこうすんなりと6つのストーリーがそれぞれ完結してっただけだったんよね。大作なのにそれほど話題にならなかったのはたぶんそこらへんかと思うんだが。

とはいえ、しっかりとしたメッセージも込められていて気合いの入った映画でございあした。トム・ハンクス主演作では一番好きかもです。ごっつぁんです。